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こんばんわ

この時期になると毎回思い出すことがある

高校3年生の冬、とても寒い朝だったと思う

僕は毎日自転車で駅へと向かう

駅まであと数百メートルのところに交差点があり、そこで信号に捕まってしまった

ふと、横を見ると何だか見覚えのある奴がいるじゃないか

そいつは同じ中学の同級生だった

と、言っても仲は良くない

友達、ではない

(むしろ中一の時嫌がらせみたいなことされててあんまり好きではなかった)

まあ、そんな感じなので当然僕もそいつもお互いの存在は認識しつつも言葉は交わさなかった

信号が青に変わり、僕はゆっくりと自転車を漕ぎだした

横断歩道を渡り切ったところでそいつがコケたんだ

つるって

道路の一部分が凍結していたんだろうな

見事なコケっぷりであった

僕は少し前にいたので振り返る形でそれを見ていたんだけど

特に言葉も掛けずに残り僅かな駅への道を急いだ

駅に着き、改札を通り抜けようとしたその時

肩を「バンッ!」と叩かれた

びっくりして顔を上げると、さっき見事なコケっぷりを早朝にかましたそいつだった

「いやー!マジ痛い!はっはっはーっ!」

そしてそいつは僕よりも先に改札を通り抜けていった

僕はその時どんな返事をしたか覚えてないんだけど

外気と同じくらい冷ややかな目をしていたに違いない

きっともの凄く恥ずかしかったんだろうな

恥ずかしさを自分だけで処理出来なかったんだろうな

だから普段話掛けもしない僕に同情を求めてきたんだろうな

昔バカにしていたことなんかこれっぽっちも感じさせない表情でさ

そう

俺は根には持たないけどこういうことは忘れないタイプなのだ



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WHITE SONG/おとぎ話









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