2月10日はふき取りの日でした。
コットンにひたして余分な角質や毛穴の汚れを拭き取る「ふき取り化粧水」、今では当たり前になったこのアイテムが誕生したのは、ちょうど86年前のこと。
語呂にちなんで2月10日は「ふきとりの日」。2017年に日本記念日協会に記念日として登録されました。
会陽化学研究所(現・ナリス化粧品)のふき取り化粧水「コンク」が売り出されたのは、1937年(昭和12年)のことでした。
創業者の村岡満義は熊本の農家出身で行商をしながら科学者を目指し、東京高等工業学校(現・東京工業大)を経て、名門化粧品だったレート化粧品に入社。ドイツ語やフランス語で医学、生理学の原書を読み、皮膚生理学を学びました。30歳で大阪工場長に任命されますが、工場のストライキの責任を取る形で退社。独立して大阪で起業したのが「会陽化学研究所」でした。
当時の化粧品は「おしろい(白粉)」のように上から塗り重ねるものが主流。酸性が常識だった化粧品をアルカリ性にすることで、老化した角質を取り除いて、肌の新陳代謝を促すというのは、当時としては斬新な発想でした。
初めて「コンク」が発売された年、日中戦争が勃発します。その2年後、口紅やおしろいなどの使用が禁止され、女性の化粧は贅沢なものという風潮が強まっていきます。
時代は一転、華やかなものを求めていた戦後の1953年、副社長で村岡満義の妻である村岡愛が「お蚕(かいこ)美容法」を提唱しました。
孵化した蚕は黒ずんだ色をしていますが、脱皮を繰り返しながら乳白色になっていきます。
ふきとり化粧水で余分な角質を落としてから、葉緑素入りクリームを塗り込んでスキンケアすることを、蚕の成長に例えたそうです。養蚕は当時、日本の繊維産業を支える農業として全国で盛んに行われており、今よりずっと身近な存在だったといいます。
(ナリス化粧品創業70周年記念誌より)
副社長自らが全国各地を回って講習会を開き、普及に力を入れたこの美容法はブームとなって、化粧品各社がこぞって追随し、ふき取り化粧水とクリームをセットにした商品を発売していったのです。
今は一般的な商品にも、このような古い歴史があったのですね。
国内シェアNo.1のナリスふき取り化粧水は定期便でのご購入がお得です
まずはLINE@でお友達登録を
↓ ↓ ↓ ↓




