早いものでクリニックを開設して丸5年たちました。


郊外型の精神科専門病院に長期間、勤務していた私が、駅前でクリニックを開設しようと決意し、内装に自分なりのコンセプトを込めて設計してスタートし、ここまで歩んできました。


当時、考えたことは


精神科をもっと身近なものにしたい。敷居を下げたい。


ということで、駅前に大きな看板を立て、なるべく駅に近い場所を選びました。

白衣は私もスタッフも着ないことにし、「病院らしくない」「おしゃれな」雰囲気を創ろうとしました。


また、デイケアなどは行わないことにし、シンプルな機能のみに限定しました。


仲間である東京のクボタクリニックの窪田先生や仙台の原クリニックの原先生たちが実践している「多機能型精神科診療所による地域づくり」(窪田彰編著、金剛出版、2016)とは、一見、正反対です。


 しかしそれまで行っていた市内の地域活動支援センター2ヶ所の嘱託医は継続しており、当事者・家族会活動とは連携しています。また、NPO秋田健康福祉会による「ユックリン」というサロン活動も続け、多くの方の協力を得て、公開講座を行ってきています。また、NPO秋田いのちの電話の運営もあり、地域全体のネットワークとしては多機能になっていると考えます。


 水曜日の休診日は、病院のパートとこうした活動や年間40回ほどの講演活動に当てられており、せわしなさを感じることも多いのですが、当分はこのリズムかと思います。


 日々の診療の中から、世の中がストレス社会になっていることがよく分かり、また心のケアのニードの高まりも実感します。急速に発展してきている精神医学の進歩を患者さんの治療に生かせるようにこれからも努めたいと考えます。

 


 

スキー場に行くのが楽しみになっていると、あっという間に冬から春になります。

今年は雪が少ないので、特にそう感じます。


予定を見ると、学会やら研究会などがあちこちにあり、雪解けまでにあと何回スキー場にいけるかわかります。

この10年位は、週末の予定が多く、自分の滑走日数は減るばかりですーーー。


でも久しぶりの田沢湖で、今年もモーグルワールドカップを観戦できました。




こぶの後はジャンプです。

すごく急な斜面です。田沢湖で一番、ハードなコースです。選手はここを高速でターンしてきます。

小さい点のようですが、選手が二人滑っているのがわかりますか?


この日は一日中天気が良く、田沢湖の湖面もスキー場から良く見えました。

光にあふれた贅沢な一日でした。

スキー場でのスポーツは、運動療法と光療法を体験できるので理想的です。

もっとも雪山ですから、「晴れれば天国、降れば地獄」ですがーー。


この後に田沢湖に行った時は、マスターズのスキー全国競技大会を開催していました。

80歳代の選手もいました。すごいですね。その情熱に感動しました。

自分はそこまではエネルギーは持ちませんね、きっと。


 昨日、今年度の公開講座が終わりました。当事者、家族、ボランティアのシンポもフロアーの参加者と和気あいあいで話が進んでいきました。今回は、リカバリーと「自分らしい時間」についても話題にしました。

 引き続き、今年もジョエルのミニコンサートを行うことができました。やはり感動的に歌声を聞いている自分がいました。今年のジョエルはパワフルで、一緒に高いところに登っていくような感覚でした。参加者は、とても良かった、いい時間だったと話していました。

 私も様々なアーチストのライブを体験していますが、こんなに直接心に響いてくることはめったにありません。不思議な位、感情が共鳴するのです。


地元新聞がさっそく記事にしてくれました。




ジョエルは先月、CDをリリース。






スタンダードのアルバムと、オリジナルの歌。

Believeは、県内のある中学校の歌として作成され、始めて聞いた時は本当に心が震えました。

私は何回かその地域で講演しましたが、地元の人は皆、この歌を知っていました。


来年も、こんな時間が持てますようにーーー