今日の読書

怖いわ～！

ってのが正直の感想だったかな

世の中の決まり事って何かと大きな力に支配されていて、まるで自分達が自分の意志で選んで決めている民主主義だと思わされているけど、実はどこぞやの国家のように、コントロールされているんだろうよな？って改めて思った作品。

今の時代はネットで見張られるてるんだろうな～。だって何かしらでネットで発信してない人皆無のような気がするし

くしくも岸田総裁がチェンジすることになって、アメリカでも大統領選挙が始まる事になって、こんな時期にこんな本読んでしまっていいのか？・・・大昔の特高みたいな人達が本を没収になんて来ないのか？と思ったわ～

話のモデルになってるのが、東京の都知事選とか、アメリカのトランプ大統領選とか、あ、わざとこんな名前使ってるんだな～ってのが笑えたけどね。大池知事とか、スペンサー大統領とかね

大手広告代理店勤務の矢吹はバンクーバーの出張して、ケビン坂田と言う謎の大学講師に接触するよう社名を受ける。

彼の正体は、データサイエンティスト。ネット上に流れたあらゆるデータを駆使して世の中の流れを作り出す天才。

かつて泡沫候補者だったスペンサーを大統領（多分トランプ大統領選がモデル）に押し上げたのはケビン達、天才グループが暗躍したのでは？という説がある。

狙われたのはレッドネックと言われる、低収入低学歴の白人達。

フェイスノート（多分、Facebookの事）にある膨大な量の個人情報、つまり住所、学歴、家族構成、保険の種類、取引銀行、ありとあらゆる情報をスペンサーに雇われたデータ集計の天才達が抜き出し、のべ9000万人のデータがAIのふるいにかけられてた上で分析、集計され、個人向けの動画メッセージやダイレクトメールの形で送り付けられたとの事、結果的にはこれが投票行動を強く誘導された・・・と。

あの赤い帽子は彼らを一つにするシンボルだった。

そして次の目的は日本の都知事選。アメリカのカジノ王が東京に進出するには自分達の傀儡になる東京都知事が必要だから。

狙われたのは普段は選挙活動なんて全く興味の無い層、収入が不安定で毎日の生活にあくせくしている若者達。

中古車サイト、懸賞サイトをチェックして紐づけられた、彼らに莫大な人気を誇るある疾風舎と言うバンドのファンサイトがターゲットに。ケビン坂田の思惑にまんまと乗せられていく彼ら。

はたして日本の東京都知事選は、公平な選挙が行われるのか？

・・・・って大筋。

う～ん、岸田後任合戦も、バイデン後任合戦も、実は同じように操られているんでしょうか？？

8月28日の読書 相場英雄さん；【レッドネック】

8月28日の読書　相場英雄さん；【レッドネック】