テスターの面接で池袋に行く。
14時から面接だったが現地に13時半に着いてしまったので近くのコンビニで時間を潰す。

コンビニて立ち読みしていると携帯が鳴る。

なんと前に面接に行った警備会社からの連絡だった。


その電話は面接の担当者からで、

前の募集に欠員がでたからもし良かったらどうか?というものだった。


警備の面接の時に、

もし期日を過ぎても連絡を頂ければ喜んで働かせていただきます。

って言っておいたのが効いたのかもしれない。

とりあえず是非お願いしますという返事をして電話を切る。
29日に勤務先で何やら現地確認するらしく、会いたいらしい。





そうこうしているうちに14時の10分前になり向かう。

正直、怖くて仕方がない。

 

もう35才。

他の若いやつが一杯いるに決まっている。

パソコンだってそこまで詳しい訳ではないし、スマホの知識も少ない。

 

ビル内に入ってエレベータで7階に行こうとしたら、

おそらくそこのアルバイトだと思われる若い奴四人と一緒になる。

ヤバイ、予想以上に若いし、しかもオシャレで俺と違って顔も良い。

 

帰りたくなってきた。マジで怖くてしょうがない。

 

辛い時は偉人の名言を思い出せ。といつも自分に言い聞かせている。

 

我々がたった一つ、恐れなければならないものは、

「恐れ」そのものである。

漠然とした道理に合わぬ恐怖心こそが、

退却を前進に転じる活力をマヒさせるのだ。
 


他にも面接者がいて、面接担当者1で面接者2で始まる。
とりあえず個人情報などの約束へのサインと

パソコンやスマホやアプリの使用状況を用紙に書かされる。
そして、タイピングの速度のテストをする。
その後に履歴書を渡して面接が始まる。
やはりゲームのテスター・デバッグだけあって、

質問の内容がゲームに凄く偏り違和感がある。
まあ仕方がない。


もう一人の面接者はスマホ系や

ゲームのデバッグをやっていたらしく、詳しく話をしていた。
自分は10年前の携帯のデバッグの話ししかできない。
面接の途中で「ああ無理だな」感が出てくる。
面接が終わってもヤハリ負けた感じがいなめない。
勿論もう一人面接者との対決ではないから二人が受かることもあるだろうが、
この会社ならば他にも面接はいるだろうし、俺は無理だと悟った。
6月1日の19時までに連絡が無ければご縁が無いらしい。
この年齢ではやっぱIT系やゲーム系は無理なのかもしれない。