2020年新年度として4月より青い春編がスタートして、形違えど「みんな」恋して実る恋があれば散りゆく恋もあったけど3組が成立し、みんなが一生懸命な姿に今日好きやっぱりいいなぁなんて思っていた。

そんな心地良い気分に浸っていたところではあったが、サブ名称を付け加えて、地獄の紫陽花編が幕を開ける。相性や好みがあるかと思うから告白で断るのはよしとしても、相互の会話や想いの告げ方から鑑み両想いであろうと考えられる一つの男女の組み合わせで、2日目に男子から一転して好きかどうかわからないとか遠距離恋愛が難しいというような言動に転じた組み合わせや様々な人間模様の中、結局女子は全員恋してたけど男子は4人中1人だけが恋して1組の成立だけで女子の悲恋が際立った。しかしながら、この地獄の紫陽花編が2話後に劇的なフィナーレを生むなんてこの時はまだ誰も知るよしもなかったのだった。

続く夏空編が紫陽花編の影響をモロに喰らう。なぜならば、紫陽花編から継続したメンバーが2名いて波乱を起こすからだ。女子5人男子4人でスタートしたが、オーディションの女の子が途中から参加し女子6人男子4人で進行する。継続メンバーに人気が集中するのはいつものことで男子の継続メンバーには3人が想いを伝える。女子の継続メンバーは両想いの梯子を外された女子でその女子には新規メンバーで高校一年生の男子が想いを伝える。結局女子継続メンバーは紫陽花編の男子のことが忘れられないから告白できないと自ら判断し、告白当日の朝に想いを寄せる男子を前にリタイアを告げる。想いを伝えていた男子は涙に暮れる。その男子に想いがあった女子がいてその女子も悲しみに暮れる。女子継続メンバーは最初から紫陽花編で梯子をはずされた男子の事が好きで忘れられない状態で夏空編に参加して恋を模索していたがリタイアしてしまった。さて、最終の告白では男子の継続メンバーは3人に告白を受けて3人ともお断り。第一印象の女子が好きだったのだが、この男子継続メンバーは積極的にその子にアプローチをしてなかった。のちに動画投稿サイトに今日好きに出た理由を述べていたそうだ。然るに3人へのお断りはなるべくしてなってしまった。3人の女子は気の毒としか言いようがない。一方で別の組み合わせの話だが、夏空編では人気が集中した女子メンバーが1人いてその女子に積極的にアプローチした男子が2人いた。最終告白でその女子は2人の男子の内、最も時間を共有した男子を選んだのだが、視聴者はもう一方の男子の真っ直ぐな想いを伝える姿勢に共感を呼び明らかに振られた男子寄りだった。私もその一人だった。
当日リアタイしていたがこの時点では私はどんよりしていた。なぜならば、直前に成立した男女の女子の選択にモヤモヤしているにもかかわらず、最後は告白直前にどん底に落とされた男子メンバーとその男子メンバーに想いを寄せる女子メンバーからの告白だったから。この男女は最後のツーショットで、女子は男子に気遣いを見せながら精一杯今の想いを伝えた。それを観て私は、成立はしないからこの女子は、次回は絶対モテるし、いい恋できるから継続して欲しいななんて心の中で応援していた。
さて、最終告白で、直前にどん底に落とされた男子に想いを寄せる女子は短くけれども想いをしっかり伝え告白した。男子は案の定お断りした。しかし、その男子は初日の途中からその女子のことは第一印象ではなかったが気になる存在ではあった。一方でその女子は告白したその男子は紫陽花編の女子継続メンバーに想いがあることはわかっていたが、自分なりに動いてアプローチしていた。そんな女子の想いや行動、そして選択が男子に小さな光を見出させた。ごめんなさいの後に、その男子はこう言った。

「もっと知りたいので、次の旅に一緒に行きませんか?待ってます。」

かっこよかった。泣いた。
紫陽花編からの夏空編。視聴する度に暗くなり、夏空編はけいし君だけがオアシスで勝手にけいし編とかって思ってたし、いつもならAbemaビデオで全部見返すのに早送りしてけいし君のとこばかり観てた。それが、「一緒に次の旅行きませんか」の一言で吹っ飛んだ。でも、まだわからない。まず、確約の約束ではないので本当に二人で参加するのか?そして、継続メンバーに人気が集中するので二人の恋が成就するのか?また、期間があるから想いが続くのか?
はたまた?

いろんな思いを巡らせて辿り着いた金木犀編。夏空編で出会った二人は金木犀編で再び出逢い、紆余曲折ありながら、それぞれの想いを確認して女子から最終告白をした。
一方で継続メンバーが最多5人の小慣れたメンバーで進行した金木犀編は青い春編同様、「みんな」が恋した。今日好きはこうであって欲しいな。
因みにけいし君も夏空編から継続し3人から告白されて青い春編の継続メンバー1人を選択して成立した。そして、紫陽花編で青い春編からの継続メンバー女子との三角関係から男子に選択されなかった紫陽花編からの女子継続メンバーも新規男子メンバーと恋を実らせ成立した。

さて、夏空編で次の旅への継続を提案された女子の告白は簡潔だった。
「大好きです。」
それに次の旅の継続を提案した男子はこう応えた。
「待たせてごめん。大好き」

紫陽花の呪縛から全てが解き放たれた瞬間だった。
金木犀が咲き誇る秋の夜に長い梅雨を終わらせたのは夏空の二人だった。

ふたみらありがとう!
そして、紫陽花の呪いに立ち向かいし泪した沢山のメンバーに幸あれ!

秋月編も観るぞー!