ナイジェリア北東部の市場で10日、10歳前後とみられる女児につけられた爆弾が爆発し、少なくとも19人が死亡した。同国でテロを繰り返しているイスラム過激派「ボコ・ハラム」の犯行が疑われている。
 AFP通信などによると、市場の入り口付近で、金属探知機などで女児の身体検査をしていたところ、体に巻き付けられていた爆弾が突然爆発した。目撃者は「女児は体に何を装着していたのか知らなかったのではないか」「爆発は遠距離操作されたようだった」と話しているといい、女児が「人間爆弾」として使われた可能性が出ている。