2013年4月。
息子が幼稚園に入園後の話。
前妻から離婚を切り出された。
頭の中が真っ白になった。
全くもって理解できなかった。
暴力をふるったり、
暴言を吐いたり、
浮気をしたり、
ギャンブルをしたり、
そんなコトなんて
一切、何も無かった。
こんな時、
男はとても無力だ。
もう、
夫婦喧嘩に似たようなコトさえ
できないから。
前妻が
弁護士を立てていた訳じゃないけど、
自分が何をしても、
極端な話、息をしていても、
自分が不利になるようにしか
思えなかった。
だから、
仕事中に送られてくる、
恨みつらみのような
罵詈雑言のような
そんなメールを読んでは
「家に帰りたくないなぁ…」
なんて気持ちになり、
仕事が早く終わっても、
息子が寝静まる21時ぐらいまでは、
外で時間を潰す時もあった。
俺は、
「戦時中や敗戦後の日本って、こんな感じだったのかな?」
って思ったりしてた。
逆らう事も、
反論する事も、
物事を考える事も、
DVや各種のハラスメントで
訴えられる事を考えたら、
とてもできなかった。
当時は、
物事を考える余裕なんて
全く無かったけど、
今になって考えると、
そのようにして、
「自分の心の中まで占領され、
不平等な条約を
有無を言わさずに締結させられた」
そんな気がする。
最後に、
そんな前妻の
印象的な言葉を。
『離婚したくなかったら、
天と地が逆さまになるように祈りなよ』
…
創価学会員の婦人は、
気持ちが悪くなるぐらいに
恐ろしい。
そして、
2013年5月17日、
離婚が成立した。