◎●○【今月はどんな月】9月のキーワード○●◎ | みーちゃん(田中みのる) の今日は何の日?

◎●○【今月はどんな月】9月のキーワード○●◎

~ 【今月はどんな月】 9月 ~
 
 
【直近の満月・新月】
 
満月 2014年9月 9日(火) 10:38果実の月
新月 2014年9月24日(水) 15:14

  
 日本は「八百万(やおよろず)の神」をまつる文化をもっています。
 山や川、自然界すべてのものに神が宿ると。
 毎月1日・15日は神社で神様が私たちの願いに耳を傾けてくれていると
 古くから言い伝えられています。
 だから1日、15日は参拝者が多いのですね~。
 
 不規則な毎日で、神社に行く時間のない方、
 お月さまへのお参り(お祈り)をぜひオススメします!!


●満月の夜は「感謝」
  
満月は、文字通り「満ちた」月。
何かしら「達成」したり「満足」したことを
お月さまに報告して感謝するといいですよ~。
お願い事をしたときは、そのあと、朝まで「お月さま」を
見ないほうがいいんですって。。。
 
 
●新月の夜は「抱負」
 
新月は、これから「満ちていく」月。
これから「挑戦」したいことや、
今頑張ってることをお月さまに「見守っててくださいね」
って伝えましょう。
48時間以内に「紙に書いて」整理するといいですよ。


【9月】
 9月(くがつ)はグレゴリオ暦で年の第9の月にあたり、30日ある。
 日本では、旧暦9月を長月(ながつき)と呼び、現在では新暦9月の別名としても用いる。
 長月の由来は、「夜長月(よながつき)」の略であるとする説が最も有力である。
 他に、「稲刈月(いねかりづき)」が「ねかづき」となり「ながつき」となったという説、
 「稲熟月(いねあがりづき)」が略されたものという説がある。
 また、「寝覚月(ねざめつき)」の別名もある。

 英語での月名、Septemberは、「7番目の月」の意味。
 実際の月の番号とずれているのは、紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算で、
 (そのため年末の2月は日数が少ない)
 3月から数えて7番目という意味である。
 7月と8月にローマ皇帝の名が入ってずれた、という説は俗説らしい。


【9月の日本文化】
 
 ・十五夜
 
 芋の名月とも言われる十五夜
 「十五夜」は、中秋の名月を鑑賞する他、
 これから始まる収穫期を前にして、
 収穫を感謝する初穂祭としての意味あいがありました。
 9月頃に収穫される「芋」をお供えすることから
 「芋の名月」とも呼ばれています。

 現在では、満月のように丸い月見団子と
 魔除けの力があるとされたススキを伴えるのが一般的な
 「十五夜スタイル」です。
 また、地方によってはこの日だけは、
 他人の畑の作物を無断で取っても良いとか、
 子どもがお月見のお供え物を盗んで良い。
 そんな風習もあるそうです。
  

【9月の異称】
・長月[ながつき]
・菊月[きくづき]
・紅葉月[もみじづき/もみぢづき]
・色取月[いろどりづき]
・玄月[げんげつ]
・紅梅月[こうばいのつき]
・濃染月・木染月[こそめづき]
・寝覚月[ねざめづき]
・夜長月[よながづき]
・小田刈月[おだかりづき/をだかりづき]
・高秋[こうしゅう/かうしう]
・梢秋[こずえのあき]
・花吹秋[はなふくあき]
・晩秋[ばんしゅう/ばんしう]
・暮秋[ぼしう/ぼしゅう]


【9月の誕生花】(花言葉)
 なでしこ(貞節)、ケイトウ(色あせぬ恋)、カンナ(誘惑)


【9月の誕生石】(宝石言葉)
 サファイア(誠実・賢明・貞操・徳望・慈愛)
 ブルー・サファイア (慈愛、徳)
 ラピスラズリ (健康・愛和・真実・高貴)
 ペリドット (転換)
 
 
【9月の誕生犬】(犬言葉)
 ポメラニアン (明朗・行き違い)
 
 
【9月の誕生猫】(猫言葉)
 オッドアイ (切り替え)  
  
 
【9月の草木花】
 薄雪草・女郎花・男郎花・秋海棠・反魂草・松虫草・吾亦紅・釣船草・南蛮煙管・
 彼岸花・藤袴・桔梗・ダリア・萩・芙蓉・芒・コスモス・よもぎ・ほうせんか・うど・サルビア・
 ハゲイトウ・アザミ・マリーゴールド・リンドウ
 秋の七草(萩、ふじばかま、桔梗、おみなえし、なでしこ、すすき、くず)、
 
 
【9月の園芸】
 夏草の種・球根の保存、宿根草の植え替え、バラのせんてい、秋のうちに花を咲かせる、
 秋植え球根(薬用サフラン、コルチカム、秋咲きクロッカス)、
 家庭菜園(クレソン、二十日大根)、
 種蒔き(忘れな草、サルビア、ケイトウ、マリーゴールド、秋咲きコスモス)
 
 
【9月の季語】
 新秋・初秋・秋冷・新涼・秋意・秋色・秋気・涼風・清涼・二百十日・良夜・
 颱風(台風)・野分・朝寒・秋霖・中秋の名月・仲秋・夜長・露・鰯雲・爽か・
 冷やか・花野・秋の海・水澄む・秋の水・秋草・萩・鶏頭花・コスモス・曼珠沙華

【9月の時候の挨拶】
・初秋の候
・新秋の候
・新涼の候
・さわやかな初秋の季節となりました
・日中はまだ暑さ厳しい折
・秋彼岸を過ぎてめっきり涼しくなりました
・ようやくしのぎやすい季節となりました
・虫の声が秋の深まったことを知らせてくれます
・澄みきった青空にうろこ雲が白く浮いております
・日増しに秋の深まる気配を感じる今日この頃です
 
 
【9月の自然系キーワード】
 台風、白露、秋分、秋霖、秋雨前線、天の川、仲秋の名月、十三夜、
 十五夜、十六夜、待宵草、鰯雲、鯖雲、雨月、虫の音、鈴虫、長月、
 菊咲月、玄月、寝覚月、立待月、居待月、寝待月、更待月

 
【9月の暮らし系キーワード】
 墓参り、秋の彼岸、敬老の日、月見、重陽(菊見)、クーラー・扇風機の手入れ、
 夏靴・日傘の手入れ、レジャー用品の後始末、アルバム整理、すだれの片付け、
 秋の夜長の利用法、秋の衣替え、毛糸の編物開始、照明器具の点検、
 防災準備、夏バテの回復、衣服・寝具の手入れ、台風・水害と消毒、
 髪の毛・日焼けの手入れ、食中毒、日本脳炎、かぜ



~9月の旬~



【鮎】
 アユは初秋になると海へ下りながら川底に産卵する。
 この時期のものを落アユ、錆アユと呼ぶ。
 骨や皮がかたくなって脂肪も減るが、腹に卵があり、肉にはコクが出るので、
 魚田やフライ、煮浸しなどによい。


【帆立貝】
 殻つきの活きのものは一般に10月~12月が旬。
 帆立貝の貝柱は高タンパク、低カロリーの健康食品といえる。
 買う時は貝殻のしっかりしたものを選ぶとよい。

 
【新子】
 東京湾で9月から獲れ始めるコハダの幼魚をシンコという。
 体長はせいぜい3~6センチで、頭をとって開き、中骨も除いて酢でしめれば、
 そのまま一貫漬けの握りずしになる。

 
【鮭・マス】
 おいしいのは、9月~11月。
 サケにはタンパク質や脂質が多く含まれ、ビタミンB1やナイアシンも多い。
 焼き物からフライ、鍋物、かす汁など広範囲に利用できる。
 マスと鮭は混用されることが多いが、日本では陸封型の鮭をマスと呼ぶ。
 ニジマスなどのマス類は塩焼きやフライ、ムニエルなどに向く。

 
【秋刀魚(さんま)】
 旬は秋。大形で口先や尾の付け根が黄色いものがよい。
 ビタミンA、ビタミンB12が豊富。血合肉に多く含まれる。
 ビタミンB12は他の魚の3倍と多く、貧血に効果がある。
 ビタミンAは、皮膚や粘膜を丈夫にする。
 サンマの塩焼きには、大根おろしと醤油がおいしいが、
 レモンやすだちの絞り汁をかけると、生臭さが消え味も一段と引き立つ。

 
【さわら】
 旬は回遊する地域によって異なり、東京あたりでは1月~2月の寒中を旬とする。
 普通魚は頭に近いほうがおいしいが、サワラに限っては尾に近い方がおいしい。
 タンパク質、脂質、ナイアシン(ビタミン)に富んだ栄養価の高い魚。

 
【鯖(さば)】
 旬は秋、秋サバはコサバのことである。
 コサバは年中味は大して変わらないので、この時期はマサバを味わいたい。
 血合肉には鉄やビタミンBがたっぷり含まれ、栄養価が高い。
 成人病を予防するEPA(エイコサペンタエン酸)を多く含む。
 
 
【鰯(いわし)類】
 マイワシは秋から冬、ウルメイワシ、カタクチイワシは冬が旬といわれる。
 高度不飽和脂肪酸のEPAとDHA(ドコサヘキサエン酸)の働きで血液の動きをよくし、
 コレステロールを排除するので成人病の予防にも効果がある。

 
【甘鯛(あまだい)】
 旬は秋から春。
 白アマダイ、赤アマダイ、黄アマダイに分けられ、味覚は白が一番で、赤、黄の順。
 京都ではグジと呼び、若狭湾で獲れたアマダイに一塩をあてて身を締めたものが
 最高に美味とされる。
 また、白アマダイを干したのが静岡県の興信ダイで、これもおいしい。
 白アマダイは脂がのり、上品な味が好まれ、調理法も幅広い。
 興信ダイは高級魚に入る。

 
【人参】
 三寸・五寸ニンジンは夏、日本ニンジンは秋が旬。
 緑黄色野菜の代表選手といえ、カロチン・ビタミンAを多く含み、
 貧血や疲れやすい人の体力増強に効果がある。
 調理法では、体内にビタミンAの効力になるカロチンの有効度は生だと1割程度だが、
 煮れば3割、油で調理すると5~6割となり、油と一緒に食べるのがよい。
 また、ビタミンCを破壊する酵素を持つので、
 ビタミンCを持つ大根などの野菜と一緒に調理する時は、酢かレモン汁を加え、
 早目に食べると損失が少なくてすむ。


【芋茎(ずいき)】
 里芋の茎、葉がらをズイキという。ザクザクした歯ごたえに人気が高い。
 近畿方面では干したものを割菜といい、熱湯でもどしてから使う。旬は9月頃。
 大半が水分だが、産後の体力回復に効くという。
 サッと茹でて、胡麻酢、くるみ酢などで和えて食べる。

 
【しめじ】
 香り松茸、味シメジといわれるように味のよいキノコである。
 しかし、市販されている人工栽培のシメジは、栽培平茸の場合が多い。
 かさが壊れやすいので、加熱調理する時は中火以下の火力で。

 
【里芋】
 1年中出回っているが、8月~9月が旬。生のズイキの旬は9月。
 5~6時間以上水に漬けたものは、芽の表面がかたくなり、
 柔らかくなりにくいので注意する。
 里芋のぬめりには体内に入ると解毒作用を持つ栄養素が含まれ、
 胃壁や腸壁の潰瘍を防止し、内臓を強化するほか、
 老化防止作用を持つ唾液線ホルモンの分泌を促す効果がある。


【初茸】
 他のキノコに先駆けて里に近い松林などにできる。
 直径5~6センチのかさの中央にくぼみ、上向きに開いたように見える。
 シメジに次いで味がよく、吸い物、炊きこみ御飯、煮物などに好適。
 
 
【蓮根】
 レンコンは蓮の地下茎で、8月下旬~9月にかけてが収穫の最盛期。
 レンコンの切り口がすぐに黒ずんでくるのは、鉄分とタンニンが酸化するためで、
 茹でるとき酢を落とすと白くきれいに仕上げることができる。
 

【石榴(ざくろ)】
 旬は秋。ビタミンCを多く含む果実である。
 果肉は甘酸っぱいが、日本産は欧米産のものより酸味が強いのが特徴。
 皮が割れ、果肉が見えるくらいのものが食べ頃。
 生で食べるほか、果汁でシロップを作ることもできる。

 
【梨】
 日本梨は盛夏から出回り、新水、幸水、豊水、長十郎、二十世紀、新高と
 品種を変えて翌年1月頃まで出回る。
 最近では、甘みの強さと果汁の多さで長十郎をしのぐ、三水といわれる
 幸水、新水、豊水の人気が高い。
 西洋梨では、ラ・フランスが西洋梨の中でも最もおいしいといわれている。

 
【無花果(いちじく)】
 夏果は6月~7月、秋果は8月~10月に出回る。
 イチジクは薬用効果として整腸作用、血圧降下、健胃、滋養、消化の促進などに
 効き目があり、二日酔いにも効き目がある。
 


 

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さて、ここからは
「来月はどんな月」です!!!(^◇^)


 
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~ 【今月はどんな月】 10月 ~
 
【直近の満月・新月】
 
満月 2014年10月8日(水) 19:51収穫の月
新月 2014年10月24日(金) 06:57
 
 日本は「八百万(やおよろず)の神」をまつる文化をもっています。
 山や川、自然界すべてのものに神が宿ると。
 毎月1日・15日は神社で神様が私たちの願いに耳を傾けてくれていると
 古くから言い伝えられています。
 だから1日、15日は参拝者が多いのですね~。
 
 不規則な毎日で、神社に行く時間のない方、
 お月さまへのお参り(お祈り)をぜひオススメします!!


●満月の夜は「感謝」
  
満月は、文字通り「満ちた」月。
何かしら「達成」したり「満足」したことを
お月さまに報告して感謝するといいですよ~。
お願い事をしたときは、そのあと、朝まで「お月さま」を
見ないほうがいいんですって。。。
 
 
●新月の夜は「抱負」
 
新月は、これから「満ちていく」月。
これから「挑戦」したいことや、
今頑張ってることをお月さまに「見守っててくださいね」
って伝えましょう。
48時間以内に「紙に書いて」整理するといいですよ。


 
【10月】
10月(じゅうがつ)はグレゴリオ暦で年の第10の月に当たり、31日ある。
日本では、旧暦10月を神無月(かんなづき、かみなしづき)と呼び、
現在では新暦10月の別名としても用いる。
「神無月」の語源として以下のような説があるが、いずれにしても「神無」は宛字としている。
 
醸成月(かみなんづき): 新穀で新酒を醸す月
神嘗月(かんなめづき): 新嘗(にいなめ)の準備をする月
神な月(かみなづき):「神の月」の意
雷無月(かみなしづき):雷のない月
 
一般には、出雲の出雲大社に全国の神様が集まって一年の事を話し合うため、
出雲以外には神様が居なくなる月の意味と言われており、
出雲では神在月(かみありづき)と呼ばれる。
ただしこれは中世以降、出雲大社の御師が全国に広めた説であり、
「神無」の宛字から生まれた附会である。

英語での月名、Octoberは、oct, つまり、「8」番目の月の意味。
実際の月の番号とずれているのは、
紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算で、(そのため年末の2月は日数が少ない)
3月から数えて8番目という意味である。
7月と8月にローマ皇帝の名が入ってずれた、という説は俗説らしい。

 
【10月の日本文化】
 
・体育の日 
 
 2000年(平成12年)から「ハッピーマンデー法案」の制定により、
 10月の第2月曜日が体育の日とされています。

 元は10月10日でした。
 きっかけは1964年に「オリンピック東京大会」が開催されたことから。
 
 それを記念して1966年から、東京オリンピックの開会式のあった
 10月10日を「体育の日」として祝日に定めました。
 「国民がスポーツに親しみ、健康な心身を培う日」としての国民の祝日でした。
 
 「スポーツに親しむ」とはスポーツを見たり、聞いたり、読んだりすることではなく、
 みんなでスポーツをしようという意味です。
 「健康な心身を培う」ために体を動かそうという目的があります。
 
 さらに日本の観測史上、晴れる確率が最も高い日が「10月10日」で、
 この特異はいまでも継続中だそうです。
  
 
【10月の異称】
・神無月[かんなづき・かみなしづき・かみなづき]
・良月[りょうげつ]
・陽月[ようげつ]
・拾月[しゅうげつ]
・大月[だいげつ]
・神去月[かみさりづき]
・初霜月[はつしもづき]
・時雨月[しぐれづき]
・雷無月[かむないづき]
・鎮祭月[ちんさいげつ]
・鏡祭月[きょうさいげつ]
・春待月[はるまちづき]
・小春月[こはるづき]
・小春[しょうしゅん/せうしゆん]
・初冬[しょとう]
・上冬[じょうとう/じやうとう]
・玄冬[げんとう]
・孟冬[もうとう/まうとう]
 
 
【10月の誕生花】(花言葉)
 龍胆(リンドウ)(正義・的確・あなたが悲しむ時、私は愛する)
 モクセイ(謙遜)
 
 
【10月の誕生石】(宝石言葉)
 オパール(希望・幸福・安楽・潔白・知恵・忍耐・悲しみの克服)
 トルマリン(すべてを満たす豊かな愛・寛大・思慮深さ・貞節・勇気)
 真珠(幸福)
 アクアマリン(不幸) 

 
【10月の誕生犬】(犬言葉)
 マルチーズ (愛嬌・いらだち)
 
 
【10月の誕生猫】(猫言葉)
 シャム (規律)  
 
  
【10月の草木花】
 コスモス(秋桜)・藪蘭・鶏頭・金木犀・野紺菊・野原薊・富士薊・杜鵑草(ほととぎす)・
 菊・ツワブキ・ヤツデ・キンレンカ・サザンカ・ササリンドウ・アイ
 
  
【10月の園芸】
 球根の鉢植え栽培 (スカシユリ、テッポウユリ、オトメユリ)、
 球根の水栽培 (ヒヤシンス、水仙、クロッカス)、
 種蒔き (メキシコヒマワリ、ハゲイトウ、サルビア、ダリア、カンナ、サフラン、ジンジャー)、
 バラの剪定、スイトピーのまきつけ、松のコモ巻き、フレームの用意、
 オオギクと懸がいギクの仕上げ、落葉樹の植え替え、球根の貯蔵
  
  
【10月の季語】
 秋冷・紅葉・黄葉・夜長・秋雨・初霜・渡り鳥・豊年・稲刈り・秋晴れ・初冠雪・初雪・
 鰯雲・秋の山・秋日和・秋の雨・秋風・夜寒・秋の暮・木の実・柿・栗・案山子
   
  
【10月の時候の挨拶】
・仲秋の候
・秋の気配が日に日に深まってまいります
・さわやかに天高く馬肥ゆる季節となりました
・仲秋の明月に夜のふけるのも忘れて見とれております
・街路樹の葉もすっかり黄色くなってしまいました
・スポーツの秋を迎えて大いに健康の喜びを味わっております
・庭の虫の声もいつしかしだいに淋しくなり、秋の菊のみが咲き誇
 
 
【10月の自然系キーワード】
 鰯雲、紅葉、バッタ、こおろぎ、ミノムシ、朝寒、夜寒、夕焼け、二十六夜、木の実、
 稲刈、渡り鳥
  
  
【10月の暮らし系キーワード】
 結婚シーズン、展覧会・音楽会のシーズン、秋の虫干し、体育の日、図書館の利用、
 秋の夜長の利用法、カルチャーセンターに参加、ポプリ・ドライフラワー・押し花を作る、
 畳替え、身近なもののリフォーム、編物、体力づくり、食べ過ぎ、消化不良、夜ふかし、
 かぜ、けが、捻挫
  
  
  
~10月の旬~
  
  
  
【舌びらめ】
 旬は秋、皮がかたいので調理の際にきれいにむく。
 白身の柔らかい肉は、ムニエルやフライ、蒸し煮によい。
 鉄分を多く含む低カロリーのダイエット食で、貧血ぎみの女性におすすめである。
 
  
【柳葉魚(ししゃも)】
 10月末から11月初めの冬の訪れの前が旬。
 子持ちシシャモは軽く焼いて食べるのがおいしい。
 焼きすぎるとせっかくの腹の卵がはじけてしまうのでオーブンなどで焼かないようにする。
 
  
【真鯛(まだい)】
 マダイは、冬から春にかけてが旬、目の上が青く体色が金赤色のものが新鮮な証拠である。
 カルシウムが多く、脂肪の少ない良質のタンパク源。
 
  
【山芋】
 ヤマイモには長芋、銀杏芋、ツクネ芋などがある。
 店頭に出回るのは改良種で、ジネンジョと呼ばれる天然物は、まず手に入らない。
 ヤマイモは独特の粘りが身上で、トロロは古来、精がつく食べ物として珍重された。
 消化酵素・ジアスターゼを大量に含んでいるため、
 マグロの山かけや月見などにして食べるとよい。
 
  
【松茸】
 秋の味覚の代表。
 人工栽培ができないため、天然物が9月~11月にかけて出回る。
 マツタケは香りが命。
 香りは時間の経過と共に失われるため、入手したらなるべく早く使いきってしまう方がよい。
 
  
【滑子(なめこ)】
 収穫後1週間ぐらいしかもたないので、早く使いきること。
 生物はぬめりが少ないので、温湯でさっと洗う程度に。
 袋入りや缶詰はざるにあけ、熱湯をかけて余分なぬめりを落として使う。
 
  
【りんご】
 リンゴは栄養的に恵まれた果物。
 安定した酸化型のビタミンCが含まれ、すりおろして変色しても壊れない。
 他、食物繊維、ペクチンを多く含むため、整腸作用がある。
 また無機質のカリウムを多く含むため、体内の過剰の塩分を対外に排出し、
 高血圧の予防にも役立つ。
  
  
【柿】
 9月頃から出回るが、10月下旬から11月中旬が旬。
 「柿が赤くなれば医者が青くなる」といわれる健康食品。
 ミカンに次いで多くのビタミンCが含まれる他にビタミンB1、B2、カロチン、ミネラル
 が含まれ栄養価は高い。
 熱がある時や二日酔いにもよく、利尿効果がある。
  
   
【栗】
 草生期は8月中旬頃から出回るが、名高い丹波栗の旬は10月上旬。
 秋が深まるに連れて、大粒の栗が多くなるが、小ぶりの物の方が甘みは強い。
 クリは栄養価が高く、蛋白質やビタミン類、ミネラルに富み、
 特にビタミンB1の含有量に優れる。
 糖分が多く甘みが強いので、甘みを生かした料理や菓子づくりに向き、
 鶏肉との相性がよい。
  
  
【カボス】
 8月~10月が最盛期。
 特有の甘酸っぱい香りは、外皮と果汁両方に含まれる橙皮油のもので、
 果汁だけでなく、皮もすりおろしたり、きざんで薬味にするとおいしい。
   
   
【紫蘇の実】
 花が落ちて実が熟したもので、穂紫蘇ともいう。
 しごきとった実を1日水につけてアク抜きし、酒と醤油で佃煮にしたり、
 塩漬保存して即席漬けなどに加えると、香りがよい。