ある日、出掛けた帰りの電車内
夕方前で車内はガラガラ
空いているからゆったり座れた
少し疲れたので、スマホを見るでもなくぼんやりとしていた
斜め前の席に年輩の男女が座った
女性が大きな声で男性に話し掛けている
夫婦?友だち?よくわからない
聞こうと思わなくても聞こえてくるよ
女性はガサゴソと何かを取り出し、男性に言った
手には単行本
「私、最近本読んでるの」
「ほう、どんな?」
「昔、よくテレビでやってたわよね、2時間ドラマなんかで。松本清張」
!松本清張?
ナマケモノも数日前から読んでるところ!
え〜
そんな偶然あるんだ〜(笑)
男性が問う
「どんな話?」
うん、ナマケモノも気になる(笑)
女性が答える
「短編集なのよ。絵を、贋作をね、作らせて…」
えええっ!!
そ、それ!
ナマケモノが読んでるのもまさにそれ!
そんなこと………ある?
偶然にも程があるんじゃない?
ナマケモノはその本を小さな書店の作者毎の棚から取って購入した
平置きではなく、ドラマの原作やメディアで取り上げられた注目コーナーの売れ筋ではなかったと思う
なのに、何故?
空いた電車内で居合わせた赤の他人が
まったく同じ本を同時期に読んでいて、偶然それを知るなんて
しかも
ナマケモノも先日、お母さんちに行った時言ったばかり
「今、松本清張読んでるの」って
贋作の話もした
そんな話、滅多にしないのに
そんな珍しいこと、ある?

ホントのことだよ
それだけ