『どうする家康』
第31回
 
瀬名もお市も無くした家康をヤル気にさせたのは、お愛だという事が分かる様な気がする。
家康の側室でありながら、明るく屈託のない女性というだけではない。
色んな場面で家康を信じ想い支えている。
瀬名の自害を目の当たりにして、家康の癒しはお愛だと瀬名は分かっていたから、自ら命を絶ったのは、そんな想いで居たからではないか。
戦国時代にも、男女の格差があったのも、愛し愛される事が1番の理由だったのではないか。
男の好意が上ならば、男の指示に従えという、格差だ。
力が強い者が愛する者を得、勝つというのも、男達の世界になっていたのだろう。
今は女性も社会に出て働く時代だ。
それが戦争を止めた男達の幸せになっているのではないか。
今の世の中が平和な国になってはいる。
だが、内心はどうなのかの探り合いにもなっていたのだろう。
その時代を経て、今がある。
信じる事の大切さはお市が試されたのか。ただ信じていても、家康の気持ちを自分に向けさせる事はできなかった。
ただ、祈るだけではダメだった。
行動に移さねば、気持ちも動かないものだという、教えを得ている様だ。
瀬名はお愛の魅力には敵わなかった。
愛していたのにとも言わず、自ら自害したのは、それ程までに愛しているという気持ちを証明したかったのではないか。
家康の愛情は、今はお愛にあるのだろう。
だが、側室のままなのには、理由がある様だ。
瀬名の気持ちを家康は愛しくもあり、自害させて申し訳なかったという気持ちだからなのではないか。
瀬名の遣る瀬ない気持ちは女性なら誰もが経験する気持ちではないのか。
それは瀬名が自害をし、そんな事でしぬなよなという、教訓を教えてくれていたのではないか。
だから、今の時代は金、金、金…誰の事も信じられない…だからこそ、信心をしている
松本潤が、大河ドラマに寄り、世の中を変えてくれているのだろう。
 
次の回は、秀吉との戦なのだろう。
どうやって勝つの?家康!
 

つぶやきHERO