Ｒ５年８月２５日（日）　晴れ

倉庫内で飼育している熱帯魚の生餌（冷凍赤むし）を買いに、松山市内にある某熱帯魚店に行ってきました。

その時、保冷剤と一緒に包んでくれた新聞紙には、「岩松川（愛媛県宇和島市津島町）ウナギは全国トップ級」なる記事が！

帰宅後に調べてみると、Ｒ５年８月１６日、愛媛新聞の記事のようです。

R５年７月１５日、某ローカルＴＶでは、宇和島市津島町ウナギ漁最盛期なるニュースが流れていましたので、余程、このあたりのウナギ漁は盛んなのだろう・・と思うのですが、ふと思えば、あまり聞いた事がないような？？

津島町は愛媛県最南端、愛南町の隣町。

宇和海が広がっており、岩松川に限らず、枝分かれする支流も多く、ウナギが豊富にいる事は想像していました。

岩松川漁業組合がありますので、勝手に釣りや仕掛けをすれば大問題になります。

もちろん鑑札を買えばOK。

ネットで調べた限り・・

岩松川漁業協同組合
宇和島市津島町岩松 388-5
TEL.0895-32-3128 FAX.0895-32-3128

管理区

岩松川及び支流

魚種

あゆ、うなぎ、コイ、もくずがに

漁期

あゆ 6/1～10/15まで　11/1～11/30まで
うなぎ 1/1～12/31まで
もくずがに 8/1～12/31まで

漁法

手釣・竿釣・友釣・たも網・投網・投げ網・せん・石ぐろ

鑑札

あゆ（手釣・竿釣・友釣・たも網）年券･･･￥3,000
あゆ（手釣・竿釣・友釣・たも網）日券･･･￥1,000
あゆ（投網・なげ網）年券･･･￥7,000
あゆ（投網・なげ網）年券･･･￥5,000
うなぎ（せん・石ぐろ）年券･･･￥5,000
もくずがに年券･･･￥3,000

となっていました。

うなぎの「せん」とは、ウナギ籠のこと。私は「テポ」と呼んでいます。

ちなみに・・うなぎの漁期ですが、上記では年中にあたるのですが、愛媛県の保護条例により、９月１日～翌３月３１日迄は禁漁となります。もし捕まった時は、５０万円以下の罰金または懲役３年未満となります。

松山市重信川漁業組合の場合、「うなぎ釣りは竿２本まで」「漁具は一切不可」「禁漁区有り」となっていますので、いかに岩松川漁業組合がお得かがわかります。

そしてウナギが沢山いるかもわかります。羨ましい限り。

私も自宅から近ければ、絶対に購入するのですが、高速使って片道１時間半・・ちょっと無理ですね（泣）

保冷剤と一緒に、この新聞紙が巻かれていました。

岩松川はオオウナギの生息地でもあります。

愛媛県では「天然記念物」に指定されています。

写真は「石籠漁」との説明有り。

昔ながらの伝統技法。

川の中に石を積み上げ一昼夜。

その後、周りを網で囲み、石を取り除いていくと・・ウナギが隠れていて捕獲できるというもの。

ちなみにこれは「７月１５日」愛媛新聞より。

”　愛媛県宇和島市津島地域の岩松川で、天然ウナギの漁が最盛期を迎えている。地元の漁師らが伝統的な「ジゴク漁」に励んでおり「新鮮なウナギを食べに来てやんさいや」と呼びかけている。漁は9月ごろまで続く。　地元の料理店「料理　田むら」（同市津島町高田）を営む田村寿一さん（55）によると、ジゴク漁は木製の筒にミミズなどの餌を入れ、川底に沈めて匂いに引き寄せられたウナギを取る。筒の入り口には弁があり、ウナギは一度入ると逃げられないため「ジゴク」と呼ばれている。　店では、取れたてのウナギを「目打ち」でまな板に固定し、中骨に沿って包丁を滑らかに入れていた。ウナギの頭でだしを取った自家製のたれをかけてかば焼きにすると、店内に香ばしい香りが漂った。”

　～愛媛新聞オンライン　を参照～

岩松川（愛媛県宇和島市）ウナギ数は全国トップ級！