Ｒ４年９月２５日（日）　晴れ

全国、大抵の川には小魚が泳いでいると思いますが、最もポピュラーな魚の一つがハヤかと思います。

実はハヤとは細身で流線形の川魚における総称で、「ハヤ」という固有名の魚がいるわけではありません。

オイカワ、カワムツ、アブラハヤ、ウグイ、モロコ・・あたりは「ハヤ」という総称で呼ばれる事が多く、地域によってはけっこう、ごちゃまぜになりますが、それだけ身近な魚たちとも言えます。

当然、川に行けばいつでもいる・・わけですが、ハヤにも年間サイクルがあり、捕れる時期と捕れない時期があります。

今（８月下旬～１０月下旬）が一番捕れる時期にあたり、飼育ウナギの餌に最適な大きさのハヤがわんさか。

おかげで２８匹ものウナギの飼育は順調。どのウナギも冬に向かって脂肪の蓄えが進んでいるもよう。

逆に一番捕れない時期が、春先の３月下旬～５月下旬あたり。

特に春先は、ハヤの姿自体を見ない程、数が少なくなり、年中ハヤを求める私を悩ませます。

その為この時期は、熱帯魚店で購入した小赤がメインの餌となりますが、円安の影響もあって１匹＝２１円～２５円前後と高値。

給料は上がらないのに餌代は上がる・・では飼育自体の存亡にかかわる一大事。

まさにハヤの存在は、ウナギの大量飼育には欠かせない程、大きなものになっています。

大抵の川に行けば、ハヤは泳いでいますが、餌として使う以上は、上流の綺麗な水で育ったハヤを使います。

動きが早いから「ハヤ」との事。

ダジャレみたいですが、調べる限り、本当にそういった意味があるみたいです。

今の時期は、餌として理想的な大きさのハヤが、毎回多数捕れます。