アルツハイマー病は「脳の糖尿病」

著者 鬼頭昭三 新郷明子

 

アルツハイマー病と糖尿病に関連性があるとは思わなかった。

この2つの病気を解決するキーワードはインスリン。

インスリンの作用としては、血糖値を下げることが有名であるが、それ以外に記憶力の向上物質であることは初耳であった。

現在、米国ではインスリンを経鼻から吸入し、認知症の予防する治験が進められているそう。

また、アルツハイマー病の根本的な原因とされているアミロイドβの蓄積

インスリンは、このアミロイドβの分解をする作用も併せ持っているとのこと。

この先、人生100年時代、高齢化率40%高齢者の5人に1人が認知症と呼ばれる日本社会で、認知症予防、治療のヒントを教えてくれる1冊である。

認知症は、発症前10~15年も前から進行し始めるというデータも出ており、物忘れが気になる、認知症には絶対なりたくないと考えている人にとっての必須図書だと感じる。