5月4日放送の『キスマイBUSAIKU!?』（フジテレビ系）は、「罰ゲームでスカイダイビングやっちゃったSP」。3月8日に発売された第3弾シングル「やっちゃった!!」がオリコンウィークリーチャートで1位を取れなかったため、プロデューサーであるSMAP中居正広の指示のもと、舞祭組4人と北山宏光が罰ゲームとしてスカイダイビングに挑戦しました。
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実は、舞祭組4人がスカイダイビングに挑戦するのはこれが2度目。昨年発売の第2弾シングル「てぃーてぃーてぃーてれって てれてぃてぃてぃ ～だれのケツ～」でもオリコンチャート1位を取れなかったことから、罰ゲームとして今回同様スカイダイビングに挑み、安定のブサイクっぷりを披露していました。そのため今回も舞祭組メンバーが弱音を連発し、とんでもない表情で視聴者を楽しませてくれるのはファンからすれば想定内のこと。
上空3，800mから、パラシュートなしで1，200mまで急降下するというこのアクティビティですが、2回目にもかかわらず恐怖のあまりチビってしまった二階堂高嗣や、罰ゲームという趣旨を忘れて普通に楽しんでしまう横尾渉、不安と恐怖で終始青ざめ、頑張って飛んだのに顔がまったく映らなかった千賀健永、とにかく気が小さく、しかもダイビング中は放送ギリギリのとんでもない顔を晒していた宮田俊哉の姿には、「面白すぎて笑いすぎておなか痛いわ」「何回見ても笑いすぎてヤバイ」と、Twitter上のファンも大ウケしていました。ところが今回中居の一言で罰ゲームに加わることになった北山に限っては、これまで玉森裕太、藤ヶ谷太輔と並ぶ「イケメン枠」であったため、どうやら一部のファンを落胆させてしまったようです。
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上空を飛ぶ小型機から、格好よく飛び出したように見えた北山。しかし風圧で髪は逆立ち、頬は歪み、その様はまるで頬に食べ物をたくさん詰め込んだリスのよう。「うすうす勘付いてはいたが、この男、ブサイクなのかもしれない」というナレーションが入るほどの壊れた表情に、ゲスト出演していたAKB48指原莉乃も「北山さん、結構……アレですよね。ちょっと前からうすうすそうなんじゃないかって感じてたんですけど」と実は北山はブサイクなのではと指摘します。北山は「いや、想像以上の風圧だからね！」と風圧のせいにするも、なんと指原は「でも私は半年前から怪しいなと思ってました」とのこと。北山は「ハ？」という表情を浮かべ、多くのファンは「最高でしょ、あの顔www」「北山さんが本当に愛おしいよ」と感動すら覚えたようですが、中には「北山くんあんな顔になるなんて嫌だ。私の好きな北山くんじゃない。玉森くん担当になります」と担降り（＝ファンをやめること）を宣言する人も。
これに対し、熱心なファンは「キスブサみて北山担降りした奴、最低。所詮そんな軽い気持ちで応援してたんだ」「どうぞどうぞ降りてください。こちらは中途半端な気持ちでファンしている訳ではないので」「だから顔ファンは嫌いだよ」「顔ファンとかいらない」と大荒れ。外見だけを重視し、本人の頑張りや個性を見ないとされる「顔ファン」を徹底的に否定する事態に発展しました。
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「顔ファン」を良しとしない傾向は、ほかのアイドルグループのファンにも見られること。Twitter上には「＃顔ファン防止」や「＃顔ファン防止運動」というタグがあり、さまざまなタレントの破壊力ある変顔が並んでいます。しかしこうして「顔ファン」を叩く傾向について、「今は顔だけ好きな人も少しすればヲタさんになる人が多いと思う。だから、叩きすぎなくてもいいと思う。そうしないとファンは増えない＝好きなグループの人気も上がらない」といった冷静な意見がある一方で、「顔ファンが増えるのが嫌なんじゃないんだよ。結局ファンが増えるのが嫌なんだよ。チケット取れなくなるのがどれだけ怖いかわかる？ どんなに古株でも新規に埋もれて当たらなくなるんだよ。会えなくなるのが怖いんだよ」と切実な声も。「顔ファンってなにw ファンはファンでしょ」「全員ただのファンであることは変わらない」といった指摘があるように、顔からファンになった人も、キャラクターからファンになった人も、新規ファンも古参ファンも本当に望んでいるのはそのタレントの活躍であるはず。ファン同士、同じ方向を見て歩むことができればいいのですが……。
