
現在、2年半ぶりとなるツアー『LIVE TOUR 2014 come Here』で全国を回っているKAT-TUN。赤西仁、田中聖が脱退し、4人となって初めてのツアーですが、8月9日に行われた札幌・北海きたえーる公演ではファンにとっては思いもよらぬ事態が起こったようです。
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「実は、メインステージを挟む左右両スタンドの2階席・3階席の一部が黒い幕で覆われていたんです。ジャニーズでは席が埋まらないときに空席を黒い幕で隠すのはよく行われてきた行為だったのですが、KAT-TUNの公演で黒い幕が出てきたというのは、非常に珍しいことだと思います。しかも、スタンドのトロッコに乗る際にはメンバーが必ずその前を通るので、席が埋まらなかったということをメンバーも直に見たわけで……切ないですね。ずっとドーム規模の会場でコンサートをしていて、絶頂期にはアリーナ席のチケットがオークションで30万円以上の値を付けていたKAT-TUNが、1万人強の会場を埋められなくなったという現実を目の当たりにして、ファンとしても衝撃を受けました」(実際に会場を訪れたファン)
KAT-TUNは2009年に『KAT-TUN Break the Records』で東京ドームで10日間公演を行うなど、当時デビュー3年目にしては破格の動員数を誇っていました。その際も、チケット売買サイトやオークションサイトでは1,000円や500円といった安価で売買されたことが話題となりましたが、ふたを開けてみれば、実際には席が埋まっていたといいます。しかし今回に限っては、空席は回避できなかったよう。
「昨年末に単独のカウントダウンコンサートがあったとはいえ、ツアーは久々。ファンクラブ会員には、ツアーチケットの受付終了後にも、横浜・札幌をはじめ、これから行われる名古屋・宮城・福岡公演のプレイガイドでのチケット販売の案内が届いていたので集客が苦しいんだと思っていましたが……。アリーナクラスの会場での幕使用はよっぽどですね」(同)
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今回のツアーでは、ジャニーズコンサートのおなじみのバックステージやセンターステージ、花道や外周などもなく、メインステージのみというシンプルな構成で「ファンと一緒に楽しむ」ことを心がけているというKAT-TUN。公演中はファンからの歓声が大きく、「北海道の人は優しい! こんなことで『きゃー』って言ってくれる」と亀梨和也もご満悦だったといいますが、グループとしては今が正念場。9月に行われる、東京・国立代々木競技場第一体育館のチケットは争奪戦となっていて、ネット上でもチケットを探す人は多いものの、他公演では「譲ります」が圧倒的です。年末に京セラドーム大阪でのカウントダウンコンサートで幕を下ろす今回のツアー、ここからKAT-TUNが人気を巻き返せるのか、注意深く見守りたいですね。
