地下鉄南北線の本駒込を南に行っては北に戻り、また南へと行ったり来たりで
       順番通りに観音様を巡りました。

      江戸三十三観音巡り 第9番
                                                 東光山 定泉寺

      定泉寺は元和7年(1621年)に本郷弓町の「太田道灌の矢場跡」を拝領した
   旗本の蜂屋九郎次郎善遠がその地に堂宇を建立し、定誉隋波承認を開山として
   迎えたのが始まりと云われています。

     その為、江戸時代には「矢場の定泉寺」と云われていました。
   しかし明暦の大火によって堂宇を失ってしまい、現在の本駒込の地に移転しました。
  移転後に本堂、庫裡、山門、鐘楼が建てられ、そのなかでも鐘楼に納められた鐘は
  武州江戸の丹波守藤原重正の名作であり、駒込の名鐘のひとつと称されていました。

   江戸三十三観音霊場本尊は、十一面観音菩薩で、本堂内に寺本尊である阿弥陀如来と
  共に安置されています。当初は聖観音菩薩が祀られていましたが戦災で焼失したため
  鈴鹿市白子の悟真寺より現在の十一面観音菩薩をお迎えして現在に至っています。


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