午前中に息子と旦那と散歩に出掛けた

いつも遊ぶ公園にいく途中


おばあさんが話しかけてきて

~はどこですか?


わからなかったので
携帯で調べて教えたのだが

一緒についていってあげることにした


旦那と息子を公園に残して。




道案内の途中

この辺にお住みではないのかと思ったら
ずっと住んでいるという


ん、おうちがわからなくなったのか?


私は正直ビックリした


そのおばあさんは
綺麗な白髪で身なりを整えていて
イヤリングをした上品な印象の方だった
しっかりとしたら口振りと歩き方

その辺の"おばあちゃん"というかんじでは
なかった


まぁ、長く住んでいても
方向はわからなくなったりするか!
と思った



話をきけば

長く保育園にお勤めだったようで
孫はいないけど、たくさん子どもたちを
見てきたから十分だと話していた


話していて、心地のいい人だと
思った




地図アプリで確認して
だんだんと近くなってきたので
もう大丈夫かと確認すると、


えぇ、そこを曲がれば着くと思います!






いやそれでは着かない



あと何本か先を曲がるようだったので
その通りまで案内することにした





私は思った、


あぁ迷ったってよりは

道順がわからなくなったんだなぁと

近所の小学校、保育園のことは
よくわかっていたようだし

家のある通りに出て、
自分の家を確認できると

あそこが私の家です!
と教えてくれて
丁寧にお礼を言われて

そこで別れた





いいことをしたのだけれど
とても複雑な気持ちになった



案内の途中、気になって
時々迷うのかと聞いたら

えぇ、いつもは家にいるんだけれど
たまに外を散歩したくなって…
ダメねぇ。
と笑っていた




とてもオシャレで品のいいおばあさん



ボケる
認知症

縁遠いように見えたが



心と体

いや、脳と体は

一緒とは限らないのだと再認識した





話ができて
ステキな出会いだった気がするのに

とても切ない





そして祖母を思いだし

あんな風に一緒に
散歩をすればよかったと


今日も後悔する私だった。