この新型コロナ騒動の中、満開の桜を見て、俺は思った。

「ひとの気も知らねぇで、変わらず綺麗に咲いてんなぁ」

そんな中、いつも聴いているラジオのパーソナリティがひとつのメールを紹介した。それは、

「何か咲き誇っている桜に、頑張れよと励まされている様に感じる」

と言うものだった。

眼からウロコとはこの事だ。桜は何も悪くない。
俺の方がひねくれていたのだ。
一瞬で、桜を見る眼が変わった。

それからはと言うもの、道々、桜を眼にする度にこの言葉が思い出される様になった。

まだ“騒動”の終息は先が見通せないが、終わる事を信じて、一年で最も好きな季節、初夏を過ごそうと思う。