日光修験道の山伏さんの太賢さん、Yukomaiさんと、立山参詣道と立山禅定道を歩いてきました。

 

8月に立山、剱岳に登るので、今回はその前の段階です。

 

一日目は、参詣道。


刀尾神社と雄山神社(岩峅寺)は、タクシーで回る。
雄山神社から立山駅まで、17キロ+αはご法楽しながら歩きます。

 

 

刀尾(たちお)神社(富山市太田南)は、立山参詣者は必ず立ち寄らねばならなかった場所。
この鳥居から始まりです。

 

 
御祭神は邪那岐神(立山権現雄山神、本地 阿弥陀如来)
天手力雄神(刀尾神剱岳神、本地 不動明王)
 

越中一之宮、雄山神社前立社壇(岩峅寺)の鳥居。
写ってるのはご先達、太賢さん。
 

伊邪那岐神、天手力男神の立山の神を二神を祀ります。
 

ここから歩き。

 

 
はるか彼方に見えるのは立山の山々。
あっこまで行きます!
 


ザックが偶然同じなYukomaiさん。
うちのザックは10キロ。
重かった~。
 

雄山神社中宮祈願殿(芦峅寺)へ。

 

 
雰囲気が一気に変わります。
 

立山の神様を直接拝する感じ。
御神気がとても強い様な。

ここが本殿。
 

 
中でご法楽させて頂きました。
 

境内にある立山大宮。
御神祭、伊邪那岐大神。
 

立山若宮。
御神祭、刀尾天神(天手力雄神)
「霊峰立山登拝の諸人は必ず参拝するを例とした」
と説明板にあります。
 

剱嶽社 御祭神、須佐之男命
剱岳山頂にあったという旧社殿。
どなたかが剱岳山頂から持ってこられたのですね。
凄いです。
 
この後、立山博物館などに行きました。
剱岳山頂にあったという錫杖も見てきました。
 

閻魔堂。
 

布橋を渡ります。

昔、立山へ登ることを許されなかった女人は、
布橋を目隠しして渡り(布橋灌頂会)、
姥堂で念仏を唱え、もう一度布橋を渡り、無事に渡りきると極楽浄土へ行けるとされてました
 

遙望館。
かつてのうば堂の地に建っています。
布橋を渡った後、こちらで映像を見て(地獄などの)、最後に幕が上がり立山を拝します。
それで、灌頂を受けたことになります。
 

遙望館からみた立山。
 

まんだら遊苑へ。

地界、陽の道、天界、闇の道、と四つのエリアがあります。
 

 
地界(地獄)
 

 
 陽の道
 

 
天界
 

 

闇の道(産道)

 

人は死ぬと地獄へ行き、陽が当たる道を進んで、天国へ行き、闇の道(産道)を通って生まれ変わる過程を表現しています。

立山には全ての世界があると信仰され、その為に登拝されてきました。

ただ登るだけではない、そう思うこと(観念)が大切なんだそうです。

 

藤橋からの称名川。
 

立山駅の側で一泊しました。
次の日は禅定道を通って室堂まで歩きです!
暑かった〜!

 

今回歩いた参詣道のタイムと標高です。
禅定道は続きへ。


( つづき )



ご一緒させて頂いた太賢さんのブログです。


お誘い頂いてありがとうございました!