@niftyの前身、パソコン通信のNIFTY-Serve。
趣味や興味を共有する人たちの集まりがフォーラム。
そこにあったのが、世紀末フォーラム「FARION(エフ アリオン)」
当初、何の知識もなく入ったので、「なんのこっちゃ?」という感じでしたが。
すぐに、そう確信した。
今でもみれさんの著書や、当時の会議室などのログが常連さんなどの手により残っている。
ARIONの言葉は、温かく、厳しく、容赦なく、まっすぐに入ってきた。
詩篇やハローというARIONの言葉がある。
時には全体に向けたものであり、一個人であり、教訓や、預言であり・・・。
捉え方、状況、時間、人により、様々な意味を持つものだった。
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FARIONの中では、ARIONは一個人として存在していて、RT(チャットのようなもの)にも顔を出すことがあった。
何度、直接聞いてみようと思ったことか。
あの夢の真偽を、告げられた未来のことを。
1年以上経ったある日、RTで思い切って話しかけてみた。
それまで、雑談をしたことは何度もあったが、そのことを聞こうとしたのはこの時だけ。
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「ARION・・・」
そう、名を呼びかけただけなのだが・・・。
ARION 神は、神に助言できないのだよ>弥沙
弥沙 私は神ではないよ>ARION
ARIONだって、神ではないでしょう?
神の御使いだと。
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それからしばらくして、会議室での会話の流れで、自分の前世を明かすことになった。
今、思えば、ARIONに聞いて欲しかったのもあった。
もしあれが、ただの世迷いごとならば、ARIONだったら、一蹴してくれると思っていた。
94年6月2日のこと。
(前回のに記載したFARIONのログ)
(FARIONのログ ★アリオン世紀末書込み寺 02384)
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その後相手が急にいなくなって、
(後で聞いたら、相手は場に誘導されてると感じて引いたそう。 そういうことがリアルで起こる不思議な場所でした)
少々、落ち込んでRTに入った時、珍しくARIONがいた。
その時、私が入るのを待っていてくれたのかと、そう感じた。
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ARION よく話してくれたね。ありがとう>弥沙
覚悟が決まった瞬間でした。
ARIONは否定しなかった。
知ってる。本当は。
教えてくれないのは、とうに知ってたんだ。
お互いに触れてはいけないと。
ARIONを「知った」時に、分かってた。
その言葉が、ARIONの精一杯の励ましなんだと。
それこそが、答えなんだと。
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ARION、そこにいてくれてありがとう。
これは私の道なんだね。
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その後、ログをあちこち見て、見つけた。
ARIONは、スサノオに関係している
そして、「ニギハヤヒ」を求めている。
でも当時、自分の夢とまったく結びついていなかったのだ。
「アマノトリフネ」を見ていたのに。
94年6月前後のハロー
05/30 祈りも呪いも「隔り世」と現世を繋ぐための道標である。
05/31 940602…門戸開け、940610…結界開き、940611…行く開け…。
06/01 940617…位はあるべきところへ、940618…高飛び鳥の鳴く声を…
06/02 紛うことなき事実すら受け入れるに手間取る時、人は老いる。
06/03 940621…雄飛ある時、940624…群雄割拠、940630…桜花の夢
06/04 解かれた封印から赤い色を頼りに、隔り世から鬼が来る…
06/05 解かれた封印から血の色を頼りに、あなたの心から鬼が出る…
「鬼」とは、異能者のことでもあるそう。
ARIONは、すべて知っている、そう感じいた。
前世を記したのは、6月2日。
「門戸開け」
開けたのは自分自身。
そしたら、立ち止まるな、と。
・・・ARIONありがとう。
今でも、支えになってるよ。