2月23日 文の日にそえて
preostluce(プレオストルーチェ)という
光と香りの
グリーティングカードユニットとしても
作品を販売しています。
東京の切手博物館での
Otegami フリマに参加を
させて頂いています。
23日は毎月文の日ということで
出来るだけ投稿したいと思います。
インスタグラムお持ちの方は、
こちらのアカウントにて
作品の写真もありますのでご覧下さい。
preostluceは、グリーティングカードを
使った様々なご提案をさせて頂いており、
その一環で、
毎月、香りと文に関わること、
感じた事などお伝え出来たらと思います。
2月の話は、
11月に出店した際の文香作りからヒントを得て。
〜文字と香りがもたらす想像力~
古来から日本人のDNAに組み込まれた
香りの文化について
現代では、
書道を嗜む時間はあえて
作らなければならない方が
ほとんどだとは思いますが、
日本は長い間毛筆文化でした。
墨を摺る度に立ち上る香りに、
私たちは何とも言えない
日本人であったことを思い出すような
感覚を幾度と思い出してきたことでしょう。
墨を作る工程で、
煤と膠を練り合わせるのですが、
この膠の香りを消すために、
古来から龍脳というお香の原料が入っています。
鼻にツンと強く響く香りは、
刺激のある清涼感で、
頭痛すら改善すると言われます。
古代の僧侶達にとっては、
膨大な経典を書き写す際に
この集中力をもたらす香りの中で、
そのまた前の古代の人々の
膨大な知恵が詰まったものに神秘的な
世界を感じ、
常に畏敬の念を持って接し、
書き写しながら別世界を
旅していたことでしょう。
書道の時、誰もが自然と
背筋がピンと伸びる、
生まれ持って身体に
刻み込まれている様な感覚は、
龍脳の香りが脳にダイレクトに
届いているからに違いないのです。
そして和紙に染み込んだその香りもまた、
私達を異空間に誘うのです。
日本人にとって、
ほのかに漂う香りをキャッチする
鋭い感覚は自然と持っている能力なのでしょう。
顔より、香りでその人となりを感じて、
恋に落ちて行った、平安時代も
文に香りを移す文化が花開いて行ったのです。
直筆で「文を書く習慣」が
途絶えつつある今、
あえてあなたが心を込めて
生み出した文字と文を香りを添えて
是非大切な方へ贈ってみませんか?






