エインが向かった先、それは.....



自分が追い出された実家であった。ちょうど朝食をとっている所に、そろりとお邪魔

真っ先に声をかけたのはエステル


エイン「エステル、おはよう」

エステル「あっ、にいちゃん!おはよう」

エステル「にいちゃんの奏士さん姿、かっこいい!」

エイン「ありがとう」



エイン「父さん」

ラファエル「エイン!いやぁ、まさかエインが奏士になるなんてな」

エイン「奏士居室は少し寂しくて」

ラファエル「成人したとはいえ、まだまだ大人には遠いな」

エイン「あはは、」

エイン「そういえば、騎士トーナメントにエントリーしてたよね」

ラファエル「ああ、やっぱり騎士として仕事していたいんだ

エイン「じゃあ、いづれは龍騎士だね」

メシア「残念でした。次もその次も龍騎士は私はですー」


エイン「ああ、母さんおはよう」

メシア「おはよう、エイン」

メシア「ちゃんと今日、朝食べてきた?」

エイン「大丈夫だよ、もう子供じゃ無いってば」

お節介だなぁと思いながら、やっぱり実家は温かいと思うエインなのであった