私は小学校２年生から少年野球チームに入り、中学生では２年生後半よりキャプテンも務め、高校では公立高校で１度甲子園へ導いた監督のいる高校へ進学し、３年間甲子園目指し練習にも明け暮れる日々を送ってきました。
少年野球に入ったきっかけとしては、友達と遊びでしていた打って、投げてのゲームが楽しくて、ものにボールを当てるのが楽しい、ホームラン級の良いバッティングができた時の快感がたまらないという理由で、友達のいるチームに入った事を記憶しています。
それから高学年になり練習も本格的になって、地域のチーム同士の試合、大会にもレギュラーで出るようになり、愛情のある厳しめの監督やコーチたちの元、優勝を目指して週末は練習へ行く日々になっていきました。
中学生になり、元ラグビーをされていた熱血の厳しい部活の顧問のいる野球部に入り、なかなかのハードメニューをこなしていきました。one for all、 all for oneのように、チームプレイの神髄を叩き込まれ、鍛錬を積んでいましたね。
高校では超本格的に、ウェイトトレーニングも交え、２つの練習場の球場を活用し、岡山県の強豪玉野光南、岡山理大付属高校などとの合宿を含めた練習試合にも行くなど、甲子園に行くための練習が行われておりました。
今振り返ってみると、がっつり野球を通して、体も鍛え、努力を続けることで物事を達成していく過程をたくさん経験してきたのだと感じます。
ただ一方で、野球自体を楽しんでいた頃とはだんだんとかけ離れていき、努力しなければならない、人より練習したり、まじめに物事を取り組むことで報われてくるから辛いことも乗り越えるものである、のように自分に課して来た事も事実。今ではそれらがあって今の自分が構成されていると胸を張っても言えますが、渦中の時は長い時期苦しかったですね。。
そして就職し、仕事の中で修業というか地獄とある意味いいますか、更なる困難が訪れていましたが、そこからも体の酷使、精神的苦痛、先の見えない毎日が続いていたのも事実でした。
今職場を離れ、心理カウンセラーとして仕事をしていますが、その企業で出会った方々とのご縁での学びは、今後の人生を歩んでいく上でも財産になっています。感謝しかないですね。
そしてそして、今の気晴らし、体を動かしてのリラックス方法は、よく昔からやっていました野球の壁当て、素振り、バッティングセンターでの利き手ではない左打席でのバッティングやストラックアウトなどです。
上手さよりも自分の好きなファームで、好きな試し方で、日ごろの素振りの成果だったり、体感の実感であったり、
時間も気にせず好きな時好きな場所で行うことが、一番と言っても良い程の癒しになっています。
昔の小２の頃抱いていた楽しい感情、を今また戻って育て直しというか、遊びに向き合っている感じです。
最高に楽しい時間です。
大人になって、自分自身を置いてきぼりのまま、本音を秘めて置いたまま、諦めきったまま、辛いのにずっと自分が自分に課し続けていた考えや重石、様々な要素にやっと血液が回り出した様子です。
やはり答えは、子供の頃の自分がしていた中に、ふんだんに散りばめられていた事実、この気づきは何より大きく、自分の人生を自分自身で豊かにしていける秘訣になっていると実感をします。
皆様は子供の頃、何に熱中し、何にわくわくし、好奇心を抱き、日常を過ごし遊んできましたか。
子供の頃を経験し、今の成長した自分が当時の自分、もしくは現在の自分が自分に与えている捉え方や自己評価等、どのような愛情を向けているでしょうか。
今親御さんとして子供と接しておられる方、子供の人生とご自身の人生を混同せず、ご自身の生きる目的に沿った時間の過ごし方をされていらっしゃるでしょうか。
全てヒントは、ご自身の両親との関係、自分が自分に対しての向き合い方(過去や子供の頃含めて)や繋がり方等に集約もされていて、自分の望む人生の在り方がいかようにもなっていける事、私自身も様々に体験してきました。
まだまだ癒しや自分に向ける愛情に関して、深めていこうと思っておりますが、
やっぱり好きな事、体を動かしてリラックスしていく時間や瞬間は、欠かせない人生の醍醐味、味わいに感じます。
ぜひ、自分の中に在る本当に楽しいことを本当にする時間、少しでも自分に与え続けていただけたらと思っています。