オーシャンジャー 4 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

黄貝
「あの辺から上陸しよう。」

博士
「オーケー。」

人目を避けて 砂浜から上陸。

 桃香
「まだ真っ暗よ。」

黒久
「だいたい、サイン会は何時からなんだ?」

青鮫
「書店の開店する10時です。」

明石
「まだ4時間もある。」

博士
「ファンというのは一番乗りに意味があるのだ。」

黄貝
「眠い。
    で?
     博士は げきぽよ。
     サメちゃんは みそぱ 。
    会場は離れているのか?」

青鮫
「奇遇なことに 同じ場所です。
     渋谷 1009」

桃香
  「渋谷センキュー でサイン会。
        よほど売れっ子なのね。
     パチもん なのに。」

青鮫
「パチもん て呼ぶな。」

桃香
「渋谷センキューなら、
     マコるん  がいるかも。」

黒久
「マコるん?」

青鮫
「藤田マコルでしょ。」

黒久
「マジか!
     安っさんのパチもんがいるのか。
    娘のユカのパチもんは似てるのか?」


明石
「興奮してるけど、
     それ、 藤田まこと ?」

博士
「はぐれ刑事も小川範子のパチもん もいない。」


青鮫
「藤田ニコル のパチもんです。」

明石
「自分でパチもんって言ってるし。」