海洋戦隊 オーシャンジャー 10 (6) | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

水陸両用マイクロバスは国道で東京へ向かう。

店員
「わわわ、そこから先は海だどー!」

タケコ
「わー、岸壁から落ちるぅー。」

店員たちはシートにしがみつく。

青鮫
「ご安心ください。
     このバスは水陸両用です。
    海を一直線で進めば渋滞も高速料金もパスできます。」

店員
「水陸両用。ほんとけ?」

黄貝
「はい、私がバッチリ設計してますから大丈夫‼」

桃香
「さっきも海から来たのよ。」

店員
「それなら安心だ。」

岸壁からジャンプ

≪ダパーン≫
着水

≪プクプクプクプク≫

明石
「あらら、沈んでないか?」

博士
「満席なんて初めてじゃないか?」

黄貝
「そういえば、メンバーと撮影スタッフ数人と機材の重さしか計算してないな。
まずいぞ。」
独り言をいう黄貝。

黒久
「本当に大丈夫なのか?」

黄貝
「も、も、も、もちろん。

   潜水モードだよ。
     ノープラモデルだよ。」

桃香
「ノープロブレムだろ。
          超動揺してる。」


水面からバスの屋根が見えなくなった。


タケコ
「潜水艦になるんだって。
    すごいわね。
          おや?お魚が見える。」

店員1
「まぁ、水族館みたい。」

店員2
「まぁ、おいしそう。」

青鮫
「おばさん最強。」

黄貝
「どどどど、どーしよー。」