水陸両用マイクロバスは国道で東京へ向かう。
店員
「わわわ、そこから先は海だどー!」
タケコ
「わー、岸壁から落ちるぅー。」
店員たちはシートにしがみつく。
青鮫
「ご安心ください。
このバスは水陸両用です。
海を一直線で進めば渋滞も高速料金もパスできます。」
店員
「水陸両用。ほんとけ?」
黄貝
「はい、私がバッチリ設計してますから大丈夫‼」
桃香
「さっきも海から来たのよ。」
店員
「それなら安心だ。」
岸壁からジャンプ
≪ダパーン≫
着水
≪プクプクプクプク≫
明石
「あらら、沈んでないか?」
博士
「満席なんて初めてじゃないか?」
黄貝
「そういえば、メンバーと撮影スタッフ数人と機材の重さしか計算してないな。
まずいぞ。」
独り言をいう黄貝。
黒久
「本当に大丈夫なのか?」
黄貝
「も、も、も、もちろん。
潜水モードだよ。
ノープラモデルだよ。」
桃香
「ノープロブレムだろ。
超動揺してる。」
水面からバスの屋根が見えなくなった。
タケコ
「潜水艦になるんだって。
すごいわね。
おや?お魚が見える。」
店員1
「まぁ、水族館みたい。」
店員2
「まぁ、おいしそう。」
青鮫
「おばさん最強。」
黄貝
「どどどど、どーしよー。」