海洋戦隊 オーシャンジャー10 (1) | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

海底秘密基地

平穏な日常。

しかし、このメロディーがそれを破った。


≪ズンズンチャチャ、ズッチャ

     ズンズンチャチャ ズッチャ≫


明石
「何の音だ?」

黒久
「向こうの方だ。」

≪ズンズンチャチャ ズッチャ
     ズンズンチャチャ ズッチャ≫

青鮫
「なんか、ノリのいいリズム。」

ツツッタカ タッタ、
   ツツッタカ タッタ

いつの間にかステップで音の方へ向かう三人。

「お、どうした?
     皆で盆踊りか?」
黄貝も自分の部屋から出て、廊下の三人に合流。

四人でステップ。

≪フイーン≫
自動ドアを抜けて作戦室の中へ。

音が大きくなる。

「あれだ!」
テーブルの上のケータイを差す黒久。

明石
「博士のケータイだ。」

黄貝
「博士ー!電話だよー!」


「お、悪いね。
    レコーディング中だったもんで。」
博士が小走りに駆け寄る。

黒久
「レコーディング?
    歌でも売り出すのか?」

黄貝
「このリズムだと、演歌は無いな。」

そこに桃香も入ってきた。

桃香
「ふふふ。
    レコーディング。
      オトイレよ。」


男子
「便所かいっ!」