UFO工場17 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

工場見学を終えて、ロビーでビジターの札を社長に返した。

「今日はいろいろありがとうね。
    オジサン達も勉強になったよ。」
社長

「ハンドスピナーありがとうございました。
   工場も楽しかったです。」
マサキ

「オツカレサマデシタ。」
スーッと現れたユウドウ。
手にはお菓子の詰まった袋。

「ごめんねユウドウくん。
   お菓子はダメなんだ。」
マサキ

「そうですか。わかりました。
    お気を付けておかえりください。」
ユウドウが手を振る。

「社長さん。
    また何か考えたら電話しますね。
  それと、お母さんに絶対サイキョウの掃除機がいいって言うから。」
マサキがショーケースを指して言う。

「いやいや、気に入ったものが一番いいんだよ。
   でもありがとう。
   またおいで。」
社長

「はい、お邪魔しました。
   さようなら。」
マサキがビルを出て、ゲートまで歩くと、その後をユウドウが付いて見送る。

「すごい。スターウォーズみたい。
   またね、ユウドウくん。」
マサキ

「さようなら、マサキくん。バイバイ。」
ゲートの内側で手を振るユウドウ

「バイバイ。」
マサキも手を振り返し、工場から自宅へ向かう。