「今日はいろいろありがとうね。
オジサン達も勉強になったよ。」
社長
「ハンドスピナーありがとうございました。
工場も楽しかったです。」
マサキ
「オツカレサマデシタ。」
スーッと現れたユウドウ。
手にはお菓子の詰まった袋。
「ごめんねユウドウくん。
お菓子はダメなんだ。」
マサキ
「そうですか。わかりました。
お気を付けておかえりください。」
ユウドウが手を振る。
「社長さん。
また何か考えたら電話しますね。
それと、お母さんに絶対サイキョウの掃除機がいいって言うから。」
マサキがショーケースを指して言う。
「いやいや、気に入ったものが一番いいんだよ。
でもありがとう。
またおいで。」
社長
「はい、お邪魔しました。
さようなら。」
マサキがビルを出て、ゲートまで歩くと、その後をユウドウが付いて見送る。
「すごい。スターウォーズみたい。
またね、ユウドウくん。」
マサキ
「さようなら、マサキくん。バイバイ。」
ゲートの内側で手を振るユウドウ
「バイバイ。」
マサキも手を振り返し、工場から自宅へ向かう。