海洋戦隊 オーシャンジャー 6 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

海底秘密基地

オーシャンジャー
巨大ロボット ポセイドソ 格納室

五人と博士はロボットの足元に集まる。

黄貝
「外観の変更点は、
水中移動の高速化のために足ヒレを追加した点と背中にシーマシンガンを背負ったことだろう。」

明石
「ワオ」

黄貝
「ハード面はこれくらいかな。
ソフト面の改良点は…」

黒久
「ソフト麺?
うどんの本も出すのか?」

青鮫
「ソフトウェア、ポセイドソのコンピューターのことでしょう。」

黒久
「なーんだ。…あっ。」

桃香
「どうしたの?」

黒久
「そのソフトウェアさんと目が合っているのだが。」

博士
「ソフトウェアさん?」

格納室セットの奥にウェットスーツのおじさんがこちらを向いて立っている。

黄貝
「あれはスーツアクターでソフトウェアじゃない。」

明石
「ども、こんちは。」

おじさんも会釈。

黄貝
「コンピューターと挨拶するなって。
ソフト面の改良は
リアルなロボットの動きをマスターしてきてもらった。」

カク、カク、カク
とおじさんが動いて見せる。

明石
「おー、ロボットダンス!」




桃香
「戦いに何の意味があるの?」