クーカーの怪談 八話 『コンビニの妖怪』 | クーカーの 笑説

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コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
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1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

あれは、男友達と飲みに行った時のことです。

『コンビニの妖怪』 Aさん  (25)


それは、女性が接客するお店でした。

おしゃれな店内には、いくつかのボックス席があり、落ち着いて飲んでいるおじさんや、盛り上がっているサラリーマンのグループがいます。

特に私たちの隣のグループは盛り上がっていました。

店のお姉さんも乗りがよく、いっしょに騒いでいます。

しばらく飲んで、そのグループと同じタイミングで会計になりました。



私は友達と店の外へ。


あのグループは、ここで解散しました。


私たちは、コーヒーが飲みたくなり、コンビニへ歩きました。

私はコーヒーを持ってレジへ。


私の後ろに、あのグループの一人が並んでいました。


私は、このあと妖怪を目撃してしまうのです。


妖怪と言えば

手のひらに目のある 『手の目』や
目が3つの『三つ目小僧』
口が耳まで裂けた『口裂け女』が有名です。

私が見たのは、その新種なのでしょうか?


私の後ろの男は、小柄で、額(ひたい)の広い人でした。



なんとその額にがあるのです!


真っ赤な👄が眉間の上に!


偶然でしょうか?
店のお姉さんの口紅と同じ色です。


何かの呪いでしょうか?


それを見てしまった私と、
レジのバイトは苦しみました。


そして、必死にこらえました。



笑いを。




怖 怖 怖 怖




実話です。