66 兵士 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

救助の二人は、走って少し離れた。
あがっている息で、状況を知らせる。
『定食屋の裏にエイジアが居た。』

「もう店は囲まれたのか?」
赤いマジックを定食屋の四角い線に立てる学生。

『いや、わからない』
『待ってくれ、表を見る。』

「気をつけて。」
俺も声が出た。

昨日の偵察機が俺たち三人の熱を感知していたとしたら。

そのデータが兵士に伝送されたのか。

彼女らが危ない。

『聞いてくれ、エイジアは1人、敵は1人だけだ。』
『マスクはしていない。
顔は…初老の男だ。
俺たち…ヤれるぞ。』

「待て」

高井さん達が顔を見合せる。

『チャンスだ。』『ヤるか?』

「ヤる。」高井

『わかった。
じいさんだがカンフーマスターじゃなきゃいいな。』

「ヤる。ってなんですか?」
高井さんに尋ねた。

「反撃です。」
高井