14 雑貨屋 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

この店は以前から気になっていた。

しかし、飾り付けが若者向けであり、ショウウィンドゥを覗く姿を見られるのも恥ずかしいので入ることはなかった。

今日はもう二分もここに居る。

ハイビスカスの隙間から店内を覗いてみたが、ギャルいのは居なそうだ。

突入を決意した。

「しゃい せぇーえ。」

何!?
いらっしゃいませ
だったのか。
中国人バイト以下じゃないか。

声の主が棚の裏から現れた。

「がぅっ」
思わず声が漏れてしまった。

ビックリした。
最近のギャルは、またぶっ壊れてる。
ガングロなんて、まだマシだったのか。

ギャルというか、仮面ライダーの怪人に近い。


えらいとこに来てしまった。

「なんか、おっ探しぃ?」

「え、えーと、」

「あ、ヒロリン解っちっち。
おじさん、エロコーナーはあちらでーす。」

「いや、また来ます。」

何をデカイ声で案内してんだよ。
ここは退散だ。

ヒロリンには参ったが、


エロコーナーは気になる。