u.g 061 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

しばらくして沈黙が訪れた。

「さて」
殿様はまた立ち上がった。

「先に話しておこう。
地上に出ることはできなくはない。
その通り、来た道を戻ればよい」
殿様が廊下を指す。

「やはり、奴隷として閉じ込める口実か!」
1人の男が立ち上がった。

「ただし!
地上の世界は、もう


人は1人もいない。」
殿様


「何っ!」
男は止まった。


「あなた方は

選ばれし人間。

この地下で、生きていく。

最後の地球人

地上の人類は1年前に絶滅してしまったのだっ!」

殿様は天井を見上げた。



「うそだ。」
「俺達はさっき地震にあったばかりだ。」


「ぼく、もう8歳なの?」

「人類が絶滅。笑わせるな」