仮面トラッカー2 14 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

「エイトソルジャー突撃~」
ボスは荷台の上に登って軍配をかざす。

「ハイハイ~」
エイトソルジャーは自衛隊員を倒していく。
甲冑は、着ている人の筋力を三倍にする。

「隊長!射撃許可を」隊員

「こんな人混みで発砲は無理だ。」隊長

「しかし…うわぁ」
隊員はブルーのソルジャーに投げ飛ばされた。

「ぅおお、甲冑すげぇ!」ブルー


「ボス。隊長を捕らえました。」イエロー

「よぅし。人質にする。
連れて来い」ボス

「ほら。歩け」イエロー


「お前たち何者だ。
目的は何だ!」後ろ手に縛られた隊長

《ブギャン。ギャラギャラギャラ》
トレーラーのエンジンをかけるパープル

「おい、やめろっ!」隊長


「ガハハハ。
簡単に頂いたな。
日本の防衛力はこんなもんか?
戦車は、うちらで有効利用してやるから安心しなさい。
ガハハハ」ボス

トレーラーはサービスエリアを出て行った。

周りにいた自衛隊員も一人残らず縛られ駐車場に残された。
「くそぅ。うぐ」
もがいてみるが甲冑部隊の縛った結び目は強固であった。


隊長は、一番星号の荷台にころがされる。

「あっ、君。
残念だったね。
これがあったらな~」
荷台の上から猛を見下ろすボス。
ブレスレットを振ってみせる。

「ちっ」猛