仮面トラッカー 10 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

「素晴らしい。コレを見たまえ。」ボス

ボスに注目するグレーマン

「まず、この甲冑を脱いでだな…よっこらせ」ボス


「………」グレーマン

「この服も要らないな。靴下も」ボス

「結局…パンイチ(パンツ一丁)かよ」グレーマン

「でだ。このブレスレットを、こう、腕にはめる。」ボス

《パシャ》
また青白い光がボスを包む


黒い鎧のボスが立っていた。

「……な?」ボス

「おおぉ!」
《パチパチ…》
グレーマンが一斉に拍手


「すげぇ」猛



《ダッダッダ‥バタ》
急に男がホールに駆け込み、じゅうたんに倒れた。

「どうしたっ?」グレーマン

「この中に、にせグレーマンがいる。
俺の布を盗んだ奴がいるはずだ!」男

腕にヒモの跡がある。
物置から脱出したのだ。


「まずい。逃げ場が無いぞ」猛


「なんだと!探せ探せ」ボス



この部屋にグレーマンは10人いる。

猛以外、本物が9人だ。



……物語はフィクションです……