5話{青い彼}12:お金 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

「オーシャンジャーにご褒美をあげよう。
それ。拾うがいい」
《バサバサ》

道路に葉っぱを撒く怪人

「カネだカネだ!札を撒いたぞ!」
レッド

「ワォ!いただき」
ブラック

「悪いね。」
イエロー

歩道から車道に飛び出そうとしている。

「目を覚ませ。
ショックワイヤーっ」
ピンク

《ペシ、ピシ、パシ》

背中に電気鞭をくらう三人

「いてぇっ!」
レッド

「何をするんだピンク」
ブラック

「あれを見ろ。カネではない葉っぱだ」
イエロー

「すっかりタヌキに騙されていたのか」
レッド

車道をトラックがビュンビュン通り過ぎる。

「危なかった。
 武田鉄矢をやるところだった。」
ブラック

「ありがとう。ピンク」
イエロー

「いいからタヌキを」
ピンク

「いない。どこ行った!」
レッド

「あのデパートに入って行った。
追え!」
博士

『オー』


デパートの中

「いた。
 エレベーターに乗ったぞ」
イエロー

「待て」
レッド

「上にまいりま~す」
怪人

ドアが閉まる

「くそっ!階段だ。」
ブラック

『オー』

オーシャンジャーが屋上につく頃
怪人はフェンスの向こう側にいた。

「ドリームシティで勝負だ。さらば」
怪人

「何!」レッド

「キン《P》マ広げて、風を読む。
それ。キン《P》マ グライダー」
怪人が屋上から飛び立った。

「よーし俺も」
股を開くブラック


「無理だろ。」
ピンク