実は今日でBlogを書き始めてから丁度一周年を迎え、これが計65回目のBlogにあたる。

前回「痛風」について書いて次回も第2弾でと書いたのだが今回急遽題名を変えた。

実はまだ外部にオフィシャルにリリースしていないのだが、データスタジアムのホームページをこの5日から全面リニューアルした。

そのトップページの非常に目立つところにWhat’ newがありそこにDatastadium GM diaryの更新のお知らせが出るのだがそこに

「痛風」

というのは正直あまりにも格好悪かったので題名を変えさせてもらった。

何と無しにそろそろ1年くらい経つかなあと思って第1回目のものを見たらまさに去年の今日から始まっていた。というわけだが、題名は変わっても心配してくれている人も多いようなので、その後の痛風の経過だけは報告しておこうと思う。

昨日もあるお客様と打合せをしてその後エレベーターにお送りしたら

「足大丈夫ですか?Blog拝見しましたよ。」

と言って頂いた。

またどういうわけか「痛風」について書いてからやたらとアクセス数が多く総合順位が157万中24千位から14千位と順位が1万位も上がった。

みんな気にしてくれているのかなあ?にひひ

痛みのピークは大騒ぎをした73日を境に徐々に収まりつつある。

日中会社に出ている時の方が、靴を履いているため多分クッションとある程度の圧迫が原因だと思うが幾分痛みが和らぐ。

夜家に帰って靴を脱いで素足で歩くとまだ親指の付け根が痛むがトイレに行って立てない程ではない。感覚的にもう後数日の辛抱だと思う。


やはりこの痛みに相当懲りたせいか今週は食事には細心の注意を払った。

朝起きるとまずは水を500ml、朝食は自分でバナナジュースを作って飲んだ。

昼食はマルチビタミンのウィダーインゼリーと1,000mlの水分補給、

夜は横浜FCの高木監督やこの6月、7月に入社したスタッフと食事する機会があったがいずれも和食で徹底的にカロリーコントロールした。

大して汗もかかないのに水を飲み続けるのが結構きつかった。トイレが異常に近くなるのも参った。ここまでではないにしても元々食事に関してはそんなに暴飲暴食する方ではない。4月に偏頭痛に見舞われてからお酒にも特に気をつけている。

だから人に

「美味しいもの食べすぎですよ!」

と言われるのだがそんなことは絶対に無い。パンチ!

前にも書いたがアン肝、レバー、白子、海老、そしてビール…プリン体の多い食べ物が痛風を引き起こす大きな原因だがこれを食べる機会は間違いなく人並み以下だと思う。プリン体で唯一思い当たるのがPastelというケーキ屋さんのとろけるプリンが大好きでよく食べるがさすがにこれはプリン体とは関係ないだろう。。。



ということで快方に向かっていることをここにご報告させて頂きます。



思いっきり前置きが長くなったが、1年前の今日はプロスポーツにおけるGMという仕事とそれをイメージした自分の肩書きについて書いた。

この1年クラブ、球団の経営者やリーグ関係者と話す機会が何度かあったが本当の意味のGMという役職の重要性とその役職をこなすにふさわしい人材の不足が共通の懸念事項だった。

昨年9月のSMRSports Management Review)の創刊以来5回ほどSMR主催でスポーツマネージメントセミナーを主催したが多い時で300名を超え、会場の関係で募集人員を限定しても常に満杯で平均200名程の有料の参加者を迎えることができた。

クラブ、球団、あるいはリーグ側の懸念を他所にいかにスポーツにおけるマネージメントに興味を持ち、その分野について学びたいと思う人が多いかということだと思う。

我々が常に言い続けているのは、スポーツという世界の特殊性とビジネスにおける普遍性の理解と言うことだ。

例えば競技は1チームでは出来ないので試合と言う商品を作る為に複数の相手とある意味カルテルを作る必要がある。

一方個別の強化や経営努力は当然必要で、通常その内容については上場していない限り開示義務は特段無いがJリーグのクラブには開示義務がある。

それはスポーツの持つもう一つの側面である公共性が理由で公共性を担保するためには経営の透明性が必要となる。これらはプロスポーツ業界のある意味特殊性だが、多くの人はその特殊性を競技としての特性や競技出身者しか経営してはいけないとか、訳の分からない「何か」があると勝手に思い込みそれを特殊性と理解し、スポーツマネージメントの分野に入ることは非常に大変だと考えている人が多い。

我々は、そういうことをSMRという媒体を使ったり、セミナーを開催したり、又最近始めた参加型のスクールを通して少しづつでも啓蒙していければと考えている。

これから先の1年後、SMRやセミナー、スポーツマネージメントカフェがきっかけでスポーツの現場に入る人が一人でも多く出てくることを心から願っている。