W杯、期間中も期間後も継続して行われていたJ2のリーグ戦、海外出張と続いていたが、漸く昨日の土曜日は丸一日のオフが取れた。と言っても今日行われる横浜FC対水戸戦のデータ分析のために気になったシーンをもう一度見直して補足のデータ分析したり、8月4日に発売されたばかりの

2006年FIFAワールドカップドイツのDVD”ALL Goals"を見た。

Allgoals

自分なりのBest goal、この大会のゴールシーンの特徴、分析は後日書かせてもらおうと思う。


こうしてみると結局仕事に関係あるオフの過ごし方をしていると思われてしまうが、この日は結構まとめて読書も出来た。


「沈まぬ太陽」(アフリカ篇下)と(御巣鷹山篇)、それと「ヒルズ黙示録」を一気に読んだ。

この事件が起こった1985年は、日本旅行という旅行代理店に入社した年で色々な意味で記憶に残っている。

ここ数年、この時期になるとこの事件に関係する書籍を読むことが多い。つい最近では横山秀雄著の「クライマーズ・ハイ」、少し前では吉岡忍著の「墜落の夏」とかが印象に残っている。


JALという会社の体質という側面から書かれたもの、事故を報道する側から書かれたもの、このような事件を起こした直接的な原因であるシステムから書かれたもの、信じられないような悲惨な事故に巻き込まれてしまったご遺族の方々の視点やその方々に対応した関係者の視点から書かれたもの・・・

様々な視点から書かれているが、当然の事ながら全ての書籍が二度とこのような悲惨な事故を繰り返してはいけないという思いが伝わってくる。


このように実際に起きてしまったことを様々な側面から分析すると、そもそもこのような事故をを避けるために企業というのは自分の会社の社会的責任を十分に認識し、それを全社一丸となって遂行する(させる)義務があり、そこに自己のエゴは持ち込むべきものではないということが分かる。仮に起きてしまった時に、二度と同じ事を起こさないようにするために素早く情報を開示し、再発防止のために出来ることはすべてやるという姿勢で臨むべきだということが分かる。当然の事ながら、企業という枠を超えて(実際にそれ困難であるとしても)人間として被災者のご遺族の方々に対して誠心誠意を込めた対応を行うべきであることが分かる。


21年前、今日と同様暑かった夏。起きてしまった事件を風化させず、自分自身と自分が関わる仕事がしっかりと社会において道義的な責任を果たせているかどうか見直すこととを今後とも続けていきたいと思う。


ビデオと読書でゆっくり休めたので、最後は20時から神宮で、暁星小学校時代からの仲間と毎週行われているフットサルに約3ヶ月ぶりに参加して汗を流してきた。

フットサルの後にこの3月までデータスタジアムで働いていた宮川君がA3を見に来ていてたまたま電話をくれたのでちょっとお茶をした。真っ黒に焼けてすっかり指導者らしくなった彼との久々のサッカー談義はとても楽しかった。


しかし・・・朝から体中が痛い。。。

明日からの仕事に差し支えなければいいが・・・