三役の憂鬱(2014年度水戸西ライオンズクラブ非公認三役ブログ) -2ページ目

三役の憂鬱(2014年度水戸西ライオンズクラブ非公認三役ブログ)

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9月10日はモンゴル短期留学生の子供たちの游藝館での空手体験の日でした。

僕がかつて聞いたところによれば、武道とは仁・義・礼・智・信の「五常」に基づくものであり、武道の修業とは他人に勝つための技ではなく、己の心の内の邪なるもの、即ち非心を絶ち、直心を保つための修練であるそうです。

今回の体験を通じてモンゴルの子供たちが日本の武道の精神に触れることができれば、日本留学の一つの成果となることでしょう。


【游藝館稲岡館長より道着をプレゼントされたトラガ君】


【同じくノミンちゃん】

稲岡館長は游藝館の運営を通じて多年にわたり青少年の育成に努めてこられました。
昨年に続いて本年もモンゴル短期留学生を受け入れて頂き感謝に堪えません。


【子供たちにウォーミングアップを指導するL坂本】


【模範演技を見せるL坂本と黒帯L小倉】


……が、ここでL坂本にいきなり防具を持たされ蹴りを入れられる。
Σ(゚д゚;)


【一週間くらい腿が痛かった(-_-メ)】


さらには、別の防具を持たされ正面から攻撃される。



素人の四十路の中年メタボに何するんじゃ!



もし道場の外だったら傷害罪レベルの行為です。

嗚呼、釈迦に提婆達多あり、キリストにユダあり、孔子に宰予あり、師の心も知らず神聖なる道場において武道の精神に悖る行為に及ぶ不肖の弟子が居たことだけが、非常に残念なことです。


仁とは己を慈しむが如く他人を慈しむ心、即ち博愛衆に及ぼすところのもの、義とは利によらず、礼とは仁の具現化であり、智とは自己を養成し、信とは自己と他者の交わりにおいて誠であるべきもの、また、葉隠によれば将軍家剣術指南、柳生但馬守宗矩の言葉として「人に勝つ道はしらず、我に勝つ道を知りたり」とありますが、他者に勝つことのみを知るこの不肖の弟子に稲岡館長の薫陶が及ぶのは百年河清を俟つようなものでしょうか。L坂本の為に惜しまざるを得ません。

……が、かてて加えて更に腹黒い男が一人
そう、水戸西ライオンズクラブの闇と言われているこの男


【水戸西ライオンズクラブの暗部であるL橋本】

この男はひとが散々蹴られた後で、写メ撮ってないから、もう一度やれと煽りやがった外道です。
その挙句に「まるでイジメだな」などとほざきやがった人非人です。

まあ、子供たちにはうけましたが(+_+)

それはともかく





游藝館稲岡館長並びに「まともな」スタッフのご指導により、空手体験も無事終了しました。

さて、翌11日には献血事業があり


夜は留学生を招いての例会

【緊張気味の子供達】


そして、帰国前日は帰国準備と休養にあてるため、前々日の13日にジンギスカンの「けむり屋」において送迎会を行いました。

言うまでもないことですが、モンゴルにはジンギスカンはありません。
子供たちの話によると、羊肉の調理法としては茹でるのが一般的で、焼くという調理法はあまりないそうです。


ちなみに酔っ払いのことをモンゴル語で「ソグトゥ」と言うそうです。
従って幹事はソグトゥ幹事若しくは、ただのソグトゥということになります。

【ソグトゥ幹事、何故か肉を焼くスペースが無くなるくらい野菜を無暗に載せてしまいます。僕に対する嫌がらせでしょうか】

【羊というより山羊のような髭を生やした泉第一副会長】

【やっぱり調子にノリノリのL齋藤】

【左からトラガ君、L齋藤、僕】

と、和やか、且つ賑やかに送迎会が行われました……
んっ、あれっ、何か忘れてるような気がする


あっ、会長を忘れてた!
よりによって会長の存在を完全に忘れきるとはいつものこととはいえ、大変申し訳ないことですが、理由として挙げられるのは
①会長なのに端に要るから
②色が黒いので保護色になってしまうから
③影が薄いので背景が透けてしまうから
④髪が薄いので……
ということで、少なくとも僕のせいではありません。
どうしても謝れというなら謝りますが、反省はしません。
( ̄へ  ̄ 凸

ちょっとだけフォローするなら、今回のモンゴル短期留学生支援事業においては会長と幹事が裏方として独楽のように走り回っておりました。
昨年は某前会計が一人で唇尖がらせながら走り回っておりましたので、今年の会長・幹事は大したものです。
お陰で、今年会計は
すごく楽(・∀・)
でした。
伊藤会長は裏方がよく似合う男です。

【唇の尖がった某前会計】

そして、翌14日にショッピングやら帰国のための荷造りやらを行い、明けて15日、いよいよ帰国の日がやってまいりました。

子供たちと荷物は「裏方の」会長と幹事が載せて行き、同じ三役でありながら外郭団体への天下り役人くらい余裕のある僕はL齋藤と一緒に成田へ向かうことになりました。
すると、自宅を出る前にL齋藤から連絡があり、坂本計画委員長が一緒に行きたいとのことで、L齋藤を迎えに行きつつ坂本委員長も迎えに行ったところ、坂本委員長は単に見送りに行こうというだけではなく、ノミンちゃんをホームステイで預かった時に、彼女が欲しがっていた日本語のテキストをネットで取り寄せて前夜に届いたため渡してあげたいということでした。
さすが、坂本委員長!
顔は怖いが心の優しい漢(おとこ)です。
僕には優しくありませんが(-"-;

【僕には優しくない坂本委員長】

ということで、成田空港に到着し、チェックイン後に昼食を摂ります。
すでに、L齋藤の奥様と子供たちが見送りに到着しておりました。


【これは僕が注文した昭和の大人のお子様ランチ】


【どうしても外せないクリームソーダ】


【L齋藤のお子さんをあやすノミンちゃん】

【それなら僕もと近づいたらとたん不機嫌に…onz】





皆無事にモンゴルに帰国しました。

今回の事業においては多くのメンバー並びに関係者の皆様に多大なるご支援ご協力を賜り、誠にありがとうございました。
今回の経験が子供たちにとって有意義なものとなるよう願っておりますし、更なる日蒙友好の進展に繋がってほしいと願っております。
また、我々もこの事業に参加することにより、モンゴルという国や文化、そしてモンゴル人に対する理解を深化させることができれば、我々自身も得るものがあるであろうと思います。
今回の事業においても、いくつかの問題がありましたが、皆様のご支援により乗り越えることができました。たとえ、互いに善意による関わり合いであったとしても、異文化との交流は、それぞれの歴史や伝統に由来した価値観や倫理観、行動規範や行動様式の違いにより、場合によってはコンフリクトが発生する可能性もありますし、今、地球上で発生している様々な国際的問題の多くは、そうした文明の性格の違いに起因しているのかもしれませんし、残念ながら、それを解決するべく積み重ねられた努力が劇的に成果を挙げているとは言い難い状況です。
しかしながら、今回で三回目の本事業においても発生した様々な問題も、一方においては新たに獲得した理解と認識によって、年毎に精度を高めていっている過程での現象であるとも言えるはずです。それと同様に世界も様々な障害を少しづつでも解決するべく、互いの違いを理解し、慎重に共生への道を模索している過程なのかもしれません。
今回の事業に参加された皆様が、この事業への参加を通じて国家や民族の違い、ひいては個人の違いを相互に尊重しあい、共生できる社会への過程としての一つの経験となれば、本事業の目的は達成されたと言えるのではないでしょうか。
もし、そうであるならば、それこそが本事業にご協力頂いた事に対する、最大の返礼であると考えております。皆様ありがとうございました。

2014年9月21日 会計笹沼記す