でこっぱちとヒゲ率が異常

でこっぱちとヒゲ率が異常

ココではいくおが仮装ピグ生活でおこった出来事などを

当時のピグのキャラ口調・目線で、日誌風(?)に紹介しています。

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前に描いた絵。
声の人つながりで咎犬アァァァキラァァァァのカッコした順平ww

$ピグ日誌
自分なりの猛死後救済SS。
自分の好みでアキラァのパートナーはおっさん。
腐乱した猛の遺体とか出ます。ので、多少グロ表現かも?
あかんわーと思った方はご遠慮ください。
文才のない絵描きの古い文章を掘り起こしたので色々ごめん。









「アキラ、いくぞ。こっちだ。」
CFCと日興連の睨み合いの均衡が崩れ、今後戦場となるトシマ。
そのトシマを脱出する為、俺はおっさん…源泉と共に先を急いでいた。
もうすぐ終わる・・このトシマを舞台にした全ての出来事が。
後は無事にこの地を抜け出て、それから・・・。
・・それから俺は・・おっさんと生きていく。
ちらり。先を歩くおっさんを見る。
おっさんはその気配に気づいたのか俺に振り返ると優しく笑みを向ける。
「どうしたァ?オイチャンに見とれていたいのも解るがなぁ、、
生憎時間がない。とりあえずソレは脱出してからにしろよ?」
「・・・そんなんじゃない。」
茶化すおっさんについそんな返答をして目を逸らした。

・・その時。

『・・・・・・・・・・・・・・・・』

「・・・?・・アキラ?」

──何かが、聞こえた気がした。

「・・・呼んでる。」

「・・は?・・って、オイ、アキラ!?」

おっさんの声は、もう後ろに遠くなっていた。
無意識に俺は走り出していた。
・・もう、居ないかも知れない。
・・死体は処刑人が処分する決まりだ。
・・・けれど何故か・・まだそこに居るような気がした。

「・・・っ!」
角を曲がると急に異臭がキツくなった。
血と肉が腐乱していく匂い。
息を呑み、一歩ずつ進んでいく。
・・確か。。。その奥だったはずだ。
「・・はーっ・・はーっ・・アキ・・ッげほ!・・うぇほっ!
・・な、、何だァ?この匂い・・・っ!」
後ろから、おっさんが追いついた声が聞こえた。
急に全力疾走した直後にこの異臭だ。咳き込むのもムリはない。
匂いから逃れる為か、鼻をつまんだような声が、
靴音と共に近づいてくる。
「急に逆方向に走り出すから・・焦ったぜぇ・・一体どうし・・!
・・・・こりゃぁ・・・・」
俺へ向けていた声の色が途中で変わった。
今、俺が見下ろしているものを、おっさんも目に留めたのだろう。
俺は・・・黒く動かなくなっている肉の塊を見下ろしていた。
鮮やかに染め上げていた青い髪は血で汚れ、その血も乾き黒ずみ・・
今、かつての色はその黒ずみから僅かに覗くだけだ。
その下。・・胸元から鈍く光るものが見えた。
血がこびり付いた、シンプルなクロス。
『・・・妹のだよ』
バツが悪そうに、かつてそう話していた彼を思い出す。
・・トシマに来て、おっさん意外で、俺が唯一、僅かに内面を知る男だった。
「・・・もう死んで少し経ってるな・・・知り合いなのか?」
「・・・わからない・・・」
知り合いと言えるほども彼を知らず。俺も彼に自身を理解出来るような事は一切伝えなかった。
・・・伝えられなかった。
・・俺がもう少し、交わす言葉を選べていたら・・・
彼はこんな場所で最期を迎えずに済んだのだろうか・・・。
そんな事を思いながら、クロスに触れる。


「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・?・・・アキラ?」
おっさんに名を呼ばれて、我に帰る。
「・・・何でもない。・・急ごう。」
軽く引っ張るだけで其処から離れたクロスをポケットに収め、
俺達は先を急いだ。

『・・・連れて行ってくれ・・・』

何故か
クロスがそう、囁いた気がしたのだ。


<続>