追記 11/24 20:17 スクエニオープンカンファレンスで語られた、”根性版” の意味


面白く読み直した魔道士です。こんにちは。

根性版」 という言葉が現行版FF14 (†FF14) を意味する事は、広く知られていると思います。では、いつ、どこで登場したのか、ちょっと気になって調べてみました。

公式フォーラムに投稿された、公式の発言を振り返ってみましたが、こちらではただの一度も登場していないようです。また、ゲーム系記事 (電子版) にも見あたりません。

吉田Pインタビューが掲載された雑誌は全て手元にある筈なので読み返してみると、どうやら初出は、コネクト!オン2012年3月号 (2012年1月27日発売) のようです。次の場面でお目見えしました。


Q.現行と新生の開発を並行して進める難しさは?
吉田:じつは我々は、現行版のゲームを根性バージョンと呼んでいます。新生バージョン担当のスタッフを ”根性” に合流させれば、当然ながら1回のパッチで膨大な量のコンテンツが公開可能になりますよね。でもそれをやると、将来を担う新生バージョンが立ちゆかなくなる。根性と新生では、根本的にできる事が違うので、そこが本当に歯がゆいですね。
※コネクト!オン2012年3月号 1月27日発売 より参照のため抜粋引用

他には、祖堅氏のツイッターでも見られました。
現行版(開発内名称では根性版=開発を根性でやらなきゃならないから)をプレイしていただいているなら、そのうち聞けるかもしれませんよ?!

新体制開始から
ずっとそうよんでますぜ!

祖堅氏ツイッター より引用


■根性版の由来 11/24追記
FFXIV 寂しがりララのハイデリン膝栗毛-根性版の由来
※スクウェア・エニックス オープンカンファレンスUstreamより参照のため抜粋引用


■”根性版” が登場したタイミング
”根性版” という言葉が使われたタイミングについても、一応確認してみました。

新生に関する発表 (公式 ) があったのが、2011年10月14日 です。流石にこれ以前に ”根性版” などと言えるはずもありません。発表直後に発売になった 週刊ファミ通11月3日号は 10/20発売ですが、ここに掲載するのは期間的に考え難いです。

その後、10/27発売号に一斉に吉田Pの新生に関するインタビューを掲載していますが、ここでは ”根性版” は登場しませんでした。となると、言える最も早いタイミングで ”根性版” が使われた訳ではなかったようです。


■コメント
根性版・再稼働記念という訳でもありませんが、直前にエントリしてみました。本当はもうちょっと一工夫できないかなーと、寝かせておく積もりでしたけれども(笑)。

さて。細かい事が気になってしまうのが私の悪いクセ (杉下右京風)。
さして意味もありませんでしたが、本エントリーの切っ掛けは気になったから、というだけです。こういうことの積み重ねで、面白さが連鎖していくものですし、ね。


”根性版” という表現は、「新生体制開始から」 ずっと使っていたそうで、インタビューを今回改めて全て読み返して感じるのは、「覚悟」 です。だからこそ ”根性版” という表現になったのかもしれない、などと感じたりしました。