根っからの魔道士です。こんにちは。

黒魔道士の視点で見れば、最も気になるポイントは、魔法の威力と命中率 です。βフェーズ1時点でのSSに表示されている情報(下記SS)によれば、威力と命中は 「可視化 (自分の能力を数値で知ること)」 されると解釈して問題なさそうです。

FFXIV 寂しがりララのハイデリン膝栗毛-ステータス&装備
※7/13付4Gamerより参照のため抜粋引用(こちら

可視化された数値(魔法)
 主器威力
 副器威力
 主器命中
 副器命中
 防御



■経緯とメリット・デメリット
FF11では、「命中」 というものを目で見ることは出来ず、経験的に (膨大な数の試行を経て) INTや精霊魔法スキルなどから 命中率を推測するしか方法がありませんでした。

ところが、FF14では、「命中」 そのものが数値で表わされることになるようです。敵とのレベル差などで命中率は相対的に変化すると考えるのが自然だと思いますが、それでも基本となる 「命中」 が可視化されたことは大きいと思うのです。FF11 と FF14 の違いは、次のようになります。

FF11のケース
 INT、スキル、魔命+ …と、変数が多くあり、どう装備を工夫すればいいのか、判断しにくかった

FF14のケース
 命中が明示されるため、命中の過不足の判断がしやすくなる


■コメント
”装備の選択” という視点からしか取り上げませんでしたが、黒魔道士を生業としていた者としては、戦いの中でも、もっと多くの判断をしながら戦って来たという面も、指摘しておくのも価値があるかもしれません。

わたしがFF11を楽しんでいた当時は、精霊魔法スキルと、INT の意味合いがまだよく分かっていないという時代でした。初めて裏ザルカ攻略した2004年当時は、デーモンへ命中率を上げるにはどうしたらいいのか、装備を取っ替え引っ替えテストしていたのを懐かしく思い出します。

敵の強さや耐性が変われば、それに相応しい装備に変更していました。そういう対応をしていたので、FF11の黒魔道士では、マクロパレットだけで3列(30個)を占有していたほど、ケースバイケースの戦いが出来るようにしていました。

「命中」 が分からないというのは、これ程苦労を強いるものである訳です。とはいうものの、謎を探るという点では、非常に面白い作業(遊び) でした。

「精霊魔法フルヒット率」 調査という楽しみを見つけなければ、これ程黒魔道士に肩入れしていたかどうかは、自信がありません。

そう考えますと、「可視化」 の 「」 は相当大きいと思いますが、「」 の部分もあるのかもしれません。そういうことを踏まえつつ、ソーサラーの戦い方はどう変わっていくのかを知るのが、今は非常に楽しみです。



当エントリは、ソーサラーの視点から見た、FF14 バトルシステムの進化 3 (予告) の続きです。