追記 7/29
賛同が多かった一方で、”批判されていると感じる人々” も少なく無かった模様です。これらによって、わたしの意見は些かも揺らぐことはありませんでしたが、ただ一点、間違えたことがあります。それは、エントリする時期と表現方法です。
今は、βテストフェーズ2 が開始されるという とても大切な時期であり、FF14を楽しみにするもの同士が反目する時ではありません。残り限られている時間で、今ある不具合を、可能な限り減らさなければならない為です。
とある人物の言葉が、わたしに重く響きます 「テスターがレビュアーになってはいけない」 と。
テスターのフィードバックこそが FF14の将来を決定し、テスターの発言が周囲の印象を形成します。そして、わたし達 ”テスター予備軍” の言動も同じです。自分が ”レビュアー” になっていないかと、慎重になるべきでした。このエントリによってスクエニに対する批判が生じないことを祈るばかりです。それは決して本意ではありません。
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色々と考えさせられる魔道士です。こんにちは。
本日のエントリは、明確な根拠がある訳ではなく、あくまでも私見です。そしてこの問題の背後には、日本の教育の問題点が潜んでいるとさえ思っています。
と、大仰に始めて見ましたが(笑)、今回の話題は、日本では配布されていない 「特別β枠」 についてです。既に、北米、仏、独と、海外では約17,000 ものアカウントが進呈されているものの、日本では見られない現象です。
■時系列で事実を見る
2/28
ヴァナ★フェス&全員αテスター当選
3/1
αテスター当選メール配信
3/4
北米ファンサイトβ特別枠募集開始(こちら
)
3/11
βサイトオープン
4/8~6/19終了
αテスト
6/30
仏JapanExpo (こちら
)
2,000βアカウント進呈
7/10
βテスト開始
7/20
β参加権付きPC発売開始
7/27
独ファンサイトβ特別枠募集開始(ffxivcore.com
)
14,750βアカウント進呈(増える可能性あり)
9/16-19
TGS
9/22
FF14先行サービス開始
9/30
FF14サービス正式開始
※こうしてみますと日本では、ゲームショウ等でβ枠を配布するタイミングはなさそうに見受けます。
■意見の量と質、という問題
ファミ通Vol.1118 (4/28発売) で語られた内容を思い出します。
1.欧米は日本の5倍意見を出している
2.北米は、「提案」 が多い
3.悪い点だけでなく、どこを伸ばせばいいのかを知りたい
インタビューでは軟らかい表現で語られていますが、要は、”日本からの意見 (批判中心) は役に立たない” と言われているに等しい訳です。
■コメント
1.北米FFXIでは公式サイトにも登場する程の、影響力ある著名サイトが存在する
2.始める前に、北米向けのみに ”特別β枠” を進呈した
3.日本には、活発な活動をしている大手ファンサイトが存在しない
4.日本のFFXIプレミアサイトの掲示板は荒れ放題で、存在自体が早期に消滅した
5.日本では ”特別β枠” が配布されることは(今のところ)ない
6.日本では、PCにβ参加権を付た
(将来の顧客になる人の意見を聞ける)
※一部テスターサイトに意見を投稿できないものもある模様
7.インタビューで、”実りある意見” を欲している事が語られる
8.日本人は、発言する訓練を受けていない
(北米ではディベート等の授業が義務教育にある)
これらを合わせて考えますと、どうしても1つの結論に至らざるを得ないのです。
※役立つ意見を集めるために、海外でのみ特別β枠を配布した。
わたしはかねてより、日本人の議論下手を語り、プレミアサイトが日本で生き残れなかった主因は、そこにあるのではないかと主張してきました。そして背後には、議論の仕方を知らない日本人の姿があり、またその背後にはディベートやレトリック等を教育してこなかったという事実があります (FF11の前のブログ
等)。
そのように捉えれば、日本人が情報収集先として有力視されていない としても、何ら不思議なことではありません。むしろ、経済的に考えれば考えるほど、理詰めに考えれば、当然だと思えてきます。
今回は敢えて別の角度からの指摘はしないで、一方的な意見のみを記しました。