モヤモヤしている魔道士です。こんにちは。

Radeon製(AMD社)グラフィックカードの性能が発揮し切れていない (FF14におけるカクカク感) 件で、進展が有った模様です。

1.スクエニによる技術的な対応で改善
2.AMD社による技術サポートの確約


結果だけを見れば ”良かった” としてもいいのでしょうけれど、経緯を眺めれば、あまりよい気分にはなれません。


■Radeon問題対応の経緯

スクウェア・エニックス側の発表
1.明日のβ版バージョンアップで一応RADEONの問題なおるらしいです。もうずっとAMDさんの本社に連絡し続けてるんですけど全く返事が無いす。nVIDIAさんはドライバー更新までしてフルサポートしてくれるんですけどね…
9:41 PM Jul 23rd (田中PTwitterより
 →βテストDay5 (7/24) において、改善したとの報告を多数見受ける。

2.担当よりAMD/ATiさんとの連絡経路確保とのこと。サポート協力もしていただけるとのことで、これで一安心。
12:24 PM Jul 26rd (田中PTwitterより

AMD社側の発表
1.プレスリリース、ブログその等には見あたらない


■コメント
以上の経緯だけを見れば、”AMD社の対応に業を煮やしたスクエニが、公の場所でAMD社を非難し、無形の力を用いて対応を迫った” かのように見えます。しかしながら、AMD側の言い分が見えない事には何とも判断のしようがありません。


nVidia による目に見えている過去の対応を思い起こせば、E3において ”3D3画面” の参考出品がありましたが、これはnVidia側の技術協力によるものでした。また、ドライバー更新という点では最も早かったのもnVidia(GeForce)でした。一方のRadeon側は、ドライバーを含めて、わたしが気付いた範囲では見あたりません。

このような目に見える情報だけを眺めても、nVidia社の対応が素早く積極的であり、AMD社の対応が遅い(無い)という事が窺い知れますので、もしかしたら先ほどの ”業を煮やした~” という想像は真実に近いのかも知れません。


とはいうものの、Twitterを利用した無形の力を使うという行為は、なんともスマートではなく、それが消費者から丸わかりです。この辺りがモヤモヤする原因だったりします。