進化し続けていると思う魔道士です。こんにちは。

βテスト開始が一ヶ月以内と間近に迫り、製品版に近いだろう FF14の姿が見えつつあります。そして成長システムのそのうちの1つです。

■田中Pのインタビュー(6/17付 ファミ通 ) によれば、次のように語っています。
HPとMPはシステム側で成長するようにし、属性についてはエレメンタルボーナスというものを設け、フィジカルボーナスとは別のものになりました。α版より、よりシンプルなシステムになったと思います。


■成長システムの進化
まずは、α版の成長システムを振り返って見ます。
フィジカルレベルについてですが、フィジカルレベルが上がる毎にポイントを入手でき、それらをパラメータ群(HP、MP、腕力、知力、命中、防御、回避、各種6属性など)に、ポイントを自由に振り分ける事が可能でした。

これがβではどう変わるかですが、先ほどのインタビューによれば、次のように変更されるようです。
1.HPとMPは自動成長
2.属性は専用ポイントで選択成長
3.フィジカルボーナスで、その他のステータスを成長



■何故自由度が制限されたのか
α版の成長システムは、自由すぎたのだろうと感じます。

例えば、”HPの成長をおざなりにして、腕力だけをひたすら強化した一発殴られたら死亡するようなキャラクター” だとか、そのような、ゲームを楽しむことが困難になるキャラクターが生み出される事を防止したかったのではないかというのがまず一点。

第二点は、煩雑すぎるシステムであったり、予測できないことを考える苦痛から、遠ざけようとしているのではないかという点です。


何故このように考えるかですが、ユーザーインターフェース(UI)は、ゲームの思想が凝縮したものであるためです。従って、”選択出来ること” と、”選択させないという選択” のどちらをユーザーに与えるのかは、ゲームを取っつきやすく且つ長く楽しんでもらう上で重要なポイントだと思うのです。

HPとMPはいじれず、属性は限定選択式であり、パラメータを自由に解放しました。しかしながら、当初の自由度が高い成長システムという理念は変ってはいません。より磨き上げられた形で提供されることになっただけだと思います。