こんばんは
今夜の石は関東地方では明治期、鉄道の普及とともに広い範囲で使われるようになった「稲田石」のお墓です。
国内の石の中では白の発色がつよく、石の柄(粒)も大きく遠目にみるとほぼ白く見える石です。
以前は駅の構内や建物にも使われていました。
最近も採掘されていますが、中国材も普及に押され気味の石でもあります。
まだまだ埋蔵量もあるようです。
茨城県の笠間稲荷のそばで採掘されています。
お墓のデザインは神道で、しかも神官さんの家。
供物台も案(お供え物を置く台)と同じように幅広で指定されました。
一風変わった前ものはそのイメージだからです。
大橋理宏