今日は学校に呼ばれてるね。

停学中の課題、生活態度が

評価される日だ。

悪ければ、停学延長もある。

母さん、心配だったから

君が課題やってるか

こっそり部屋に入ってノート見てたよ。

君はやってたね。

母さん、ほっとしたよ。

君は少し這い上がった。

字も綺麗に書いてあった。

母さん、嬉しかったよ。

君なりに頑張ったね。


学校に着いて、君と母さんは

会議室に入ったね。

数人の先生と、校長先生来たね。

君は課題を提出した。

先生方はそれをチェックして

こう言ったね。

「さすがうちの生徒だ。

作文の構成が良く、相手に伝わりやすい。

お母さんへの感謝の気持ちも書かれてる。

字も最後まで綺麗に書かれてる。

英語も数学も問題ない。」

母さん、嬉しかったよ。

君の頑張りが評価されて。

君も「申し訳ございませんでした。

これからは頑張ります。」と言ったね。

ピンチはチャンスだ。

よーし、これから挽回だ。


君は停学が解かれ、

教室に入れてもらえたね。

母さんは学校を後にした。

帰宅途中、君からLINEが来たね。

母さん、笑顔でLINE開いたよ。

「もう、退学したい」

……えっ、どういうこと?

さっきの言葉は演技?


母さん、また深い底に落ちていったよ。