母さん、君が入学してから
張り切ってお弁当作ったよ。
それなのに、君はお弁当持っていかないね。
忘れちゃったのかな?
母さん、初めはそう思ってた。
でも君は意図的だね。
母さんのお弁当不味い?
それとも母さんが嫌い?
君に尋ねたね。
「弁当いらん」
君はそれだけ。
お昼どう過ごしてるの?
お腹減らない?
勉強集中できる?
ある日「これから、お握り作って」と
言ってきたね。
母さん、嬉しかったよ。
ありがとうね。
君はお握りを毎日持っていったね。
母さんの喜びだった。
でも暫くしたら
君はお握りを持っていかなくなった。
それでも母さん毎日作ったね。
ある日テーブルに
母さんのお握り、
コンビニのお握り、
置いてあったね。
君は迷うことなく
コンビニお握りを手に取り
学校へ行ったね。
母さん、残されたお握り見てたら
涙が出てきたよ…