パッチ。まあ坊"RE:LIFE:"

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今の自分を少しずつ変えていきたい…そんなことを思っている社会人4年目ですw

新卒退職し、今はアルバイトから昇格した契約社員として気ままに楽しんでます。

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新作映画のネタバレ⚠️があります。
注意をしてみてください。









お久しぶりです。

今日はスパイダーマン・ノーウェイホームを見てきました。

元々ヴェノムの新作を見てから期待しかしてなかったのでハードル高い状態のまま見ました。

そしてこの期待は裏切られませんでした。
いや、期待以上でした。

まずは映像がエンドゲームからまた一段とクオリティが上がっています。
最初のドクターオクトパスとの戦闘シーンで高速道路に設置してある複数のクッションドラム(水タンクのクッション)が吹き飛ばされてきた車と衝突し、タンクが圧力で潰れて全て破裂し、水柱のようになるシーンはいきなり驚きました。

ドクターストレンジの魔法も見どころだらけなんですが、ミラーダンジョンのシーンは特に面白い。幾何学模様のように街が配置され常に動き回り、電車も車も建物も、そして人も全てが縦横無尽に飛び回る世界、ドクターストレンジが作り出した世界で、あえて言うなら魔術のホームグラウンドで、まさかピーターがセンスと数学力で勝つとは思いませんでした。



ただこの映画のすごいところは他にあります。



スパイダーファンがずっと心待ちにしていた"マルチバース"の設定です。

まずは前作ファーフロムホームの後に制作されたアニメ映画"スパイダーバース"で明確化されたマルチバースの設定。
これが今作のメインテーマとなっていますが、ここで取上げたいのは、これまでのトムホランド版以外で制作された2作品、元祖"トビー"スパイダーマンとアメイジング"アンドリュー"スパイダーマンで登場したヴィラン達の登場です。

出演順に書いていくと

ドクターオクトパス
グリーンゴブリン(ノーマン(トビー版))
リザード
エレクトロ
サンドマン

となります。

この中で特に良いのがグリーンゴブリン/ノーマン・オズボーンです。
年齢を感じさせないアクションとゴブリンの狡猾さを前面に出した完璧なヴィランの演技。
初代出演時よりも圧倒的にキャラが立っていてゴブリンの人格が出ている時の、あの最高に歪んだ笑顔が堪らなく最高でした。

この次に良いのがドクターオクトパスことドクターオクタビアスです。
彼はこのマルチバース設定でピーターに1番救われたキャラクターなのではないかと思います。

ドクターオクトパスが出演作で暴れだしたきっかけ、首に装着されているが故障している制御チップをピーター(トム)が改めて制作し、ドクターに装着したことによってドクターオクトパスの中から悪の囁きからが消え、静かな世界を手に入れただのドクターオクタビアスとなり、ピーター達の仲間になるのです。

この展開は泣きました。

そもそも何故ドクターオクトパスを救おうとしたのかと言うと、彼らヴィランはドクターストレンジの記憶操作魔術の失敗(ピーターがスパイダーマンだと知らない世界を作ろうとした)によって召喚されてしまった、ピーター被害者の会のメンバーであり、もし魔術をやり直し元の世界にただ"帰して"しまうと、戻った世界で直ぐに各スパイダーマン倒され命を落としてしまうのです。
この事実に直面したピーター(トム)は彼らを救いたい、元の人間の体に戻してあげたいと考えるようになり、叔母さんの助言のヴィラン更生作戦が開始されるのです。

しかし、ドクターオクタビアスを治した直後、ノーマンの中で一時的に眠っていたグリーンゴブリンが目覚め、反旗を翻すことに。

その影響で他作品同様メイおばさんは犠牲となってしまいます。
ピーターも心と身体に傷を負い、行方不明に。

心配するMJとネッド。
そこでドクターストレンジからピーターが奪った指輪をネッドが使用し、ピーターの今いる居場所にゲートを繋げようとします。

そしたらなんと指輪が発動。


ピーターの居場所に繋がれと願いながらゲートを作るネッド。




繋がるゲート





繋がった先にいたのは





1人のスパイダーマン




ただ何かが違う





そう、身長が高い





振り返るスパイダーマン






そう、そこに居たのは







まさかまさかの








アンドリューガーフィールド!!
アメイジングなスパイダーマンでした!!!



困惑するネッドとMJ

ゲートをくぐるアメイジング


ここでマルチバースを理解し、本当に別世界のピーターなのか、証拠はあるのか、天井ハイハイしろ、など、なんやかんやありながらもう一度ゲートを繋ぐネッド。





そしたら今度は






小さくてムキムキで髪がぴったりなオタクチックな男性登場





そう!初代スパイダー、トビー・マグワイアでした!!



またもや困惑する2人と2人のピーター




2人のピーターはNJに傷心した時にピーターが1人になりに行く場所はあるかと尋ねます。



思いつくMJ、すぐさま移動し高校の屋上に。


そこには1人咽び泣くトム・ホランド。
肩を抱くMJとネッド。
見守る2人のピーター。

もうこのシーンは泣きました。


そしてトビーからベン叔父さんが遺し、トムとアンドリューのメイ叔母さんが大切に繋いだあの言葉を言われます。

"大いなる力には大いなる責任が伴う"

どの世界のピーターも"ベン叔父さん""メイ叔母"さんに言われてきた言葉を胸にピーターズは前を向き、もう一度ヴィラン更生作戦を始めるのです。


とまあ最高のシーンまでをガチャガチャと書き連ねましたがとりあえず一言。



ピーターズ最高!!!スパイダーマンズ最高!!!(ダセェw)


アンドリューが出た瞬間もう背中が鳥肌やばかった!!
んでトビーまで来て泣いてました!w


マルチバースが今作のメインテーマだとリークされてからずっとこのコラボを期待していました。

トビーとアンドリューはこの作品が制作開始されたとニュースが入ってから、何度も何度もインタビューを受け続け、毎回「私たちの出演はない。依頼されてない」とずっとファンのために嘘をつき続け、ずっと期待を裏切り続けてくれました。

この2人の心意気に感謝致します。

この映画を待った甲斐がありました。

次回作及びドクターストレンジ第二作を新たに期待して待ちます!!





あ、ヴェノムは一応マルチバースの影響で召喚はされていましたw

ただ何もせず元のバースに帰っていきました。
意味深なラストを残して。
一滴のヴェノムを残して。


以上、感想ネタバレでした。