第6回 多様な連絡手段のインフラ化 | 143070の情報リテラシー論

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■第6回 多様な連絡手段のインフラ化

 今回の講義は近年多様化する連絡手段について学びました。現在は相手とまるで直接合っているかのような速度で連絡を取り合うことも可能な『SNS』での連絡が当たり前の世の中となっていますが、携帯電話が普及される前はポケベルやFAX、さらに昔は固定電話やはがきなど限定された場所でしか連絡が取れなかったり、一方通行で終わってしまったり、お互いが確認し合えるまでかなりの時間を要する方法しかなかったというお話を聞き、改めて現代までの連絡手段の発展は目覚ましいものがあると感じました。
 私は宮城県出身で、2011年に発生した東日本大震災をとても身近に体験したので、今回の「災害時の連絡手段」のお話は特に印象に残りました。現在メールよりも簡単に連絡を取り合える手段として知られる「LINE」は震災当初にはまだ登場していなかったのですが、LINEは緊急時の連絡にも有効な手段だなと改めて思いました。LINEのグループをつくっていれば家族や友人間での安否確認がスムーズに出来ますし、普段は少し煩わしいと思いがちなLINEの既読機能も、震災時は何人既読がついたかは非常に重要な安否確認になります。Twitterのアカウントを家族で共有して掲示板として利用するという発想には驚きました。緊急時には電話はなかなか繋がらないしメールでのやり取りはリアルタイムで出来ないのでこのようなSNSでの安否確認はとても有効ですね。また、授業で紹介されていたfirechatがとても興味深かったです。ネット接続が出来ない環境でも他の携帯を介してメッセージのやり取りが出来るなんて震災時にはもってこいの連絡手段ですね…!早速家族にアプリを進めてみたいです。
 しかし人との連絡が便利になった反面、様々な問題が出てくるのも事実です。近頃ではSNSによるプライバシー流失が大きな問題となっていますが、お話の中にあった迷惑メールが来るきっかけになる事象については背筋が寒くなりました。迷惑メールの中の配信停止メールに返信することで、メールアドレスを取得するという手段は本当によく出来ていますね。危険な部分も配慮しながら便利にSNSを利用していきたいです。